<大相撲三月場所>◇十二日目◇20日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】巨体力士を一瞬で叩きつけた炎鵬 幕内復帰を目指す幕下三十枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)が、持ち前のスピードで身長190センチの巨体力士を土俵に叩きつけた。「ゴツッ」と鈍い音も響い…
<大相撲三月場所>◇十二日目◇20日◇大阪・エディオンアリーナ
幕内復帰を目指す幕下三十枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)が、持ち前のスピードで身長190センチの巨体力士を土俵に叩きつけた。「ゴツッ」と鈍い音も響いた決着に館内騒然となり、「すげー!」「うっわうま」と興奮の声が相次いだ。
大怪我から復帰し、幕内返り咲きを目指してここまで4勝と順調に勝ち越してきた炎鵬。身長167.2センチ・体重101.5キロの小柄な炎鵬が十二日目に対戦したのは、身長189.6センチ・体重158キロの巨漢力士、幕下二十四枚目・小原(浅香山)だ。
身長差22.4センチ、体重差56.5キロの体格差対決となった一番。立ち合いやや様子をうかがって立った炎鵬は、一度当たってから離れると、素早く右に回り込んで相手を撹乱。さらに潜り込んで左下手を深く掴み、そのまま回転しながら華麗な投げ技を決めた。巨体の小原が土俵に叩きつけられると「ゴツッ」と鈍い音が。客席からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。下手投げで勝った炎鵬は5勝目。敗れた小原は2敗目を喫した。
炎鵬が持ち前のスピードで体重差対決を制した一番。長身力士が突っ伏す豪快な投げに、ファンも「おおおお」「すげー!」「うっわうま」「天才やろ」「素晴らしすぎて涙出る」「もっかいみたい」と興奮に包まれた。(ABEMA/大相撲チャンネル)