才木がドジャース打線を封じ、印象的な活躍をした(C)Getty Images ドジャースが東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズで2連勝を飾ったが、3月16日の阪神とのプレシーズンマッチでは0-3で敗れた。 ドジャース専門メディア『Do…

才木がドジャース打線を封じ、印象的な活躍をした(C)Getty Images

 ドジャースが東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズで2連勝を飾ったが、3月16日の阪神とのプレシーズンマッチでは0-3で敗れた。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、この試合について振り返り「次のスカウト先を見つけるのに役立ったかもしれない」と伝えている。

【動画】大谷翔平との真っ向勝負で圧倒! 阪神・才木の快投シーンをチェック

 この日、阪神の先発を務めたのが才木浩人で、5回1安打無失点7奪三振と好投した。打者では、佐藤輝明が4回無死一・三塁の場面、サイ・ヤング賞を2度受賞した左腕のブレイク・スネルから152キロ直球を叩き右翼席へ決勝3ランを放った。

 デーブ・ロバーツ監督は阪神について「本当にいい球団だ」と話し、「彼らは本当にいい守備をしていたと思う。彼らは速球に強い。先発投手(才木)はメジャー級の球威があった。そしてサトウは、見た目もそうだが、実に印象的な選手だった」と賛辞を贈った。

 同メディアは特に26歳の才木に対し、昨季は167回2/3を投げて13勝3敗、防御率1.83という成績を残し「日本屈指の投手となった」と説明。「ドジャース戦での圧倒的なパフォーマンスは、国際舞台での活躍を予感させるものだった」と絶賛した。

 さらに「2024年のソウル・シリーズで、ロバーツ監督とドジャースのスカウト陣の目に留まり、最終的に翌オフにロサンゼルスと契約したのは、ユーティリティーのキム・ヘソンだった。次はサイキだろうか?」と投げかけ、ドジャースは「この日本でのエキシビションゲームを国際的なスカウトの機会として利用している可能性が高い。もしかしたら、来季にはサイキか彼のチームメイトの誰かがメジャーリーグのユニフォームを着ているかもしれない」と結んでいる。

 メジャー志向のある才木が、海の向こうで活躍する姿はそう遠くない未来かもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】大谷翔平を牛耳った最高の5球 “MLB平均以下”だった阪神・才木浩人の直球が「メジャー級」と敵将ロバーツを唸らせた理由

【関連記事】出た、サイ・ヤング賞左腕の粉砕弾! ド軍スネルの快速球を仕留めた佐藤輝明の一発に虎党も狂喜乱舞「世界一の投手を攻略した」

【関連記事】阪神 才木浩人、ドジャース相手に5回7奪三振無失点の圧巻ピッチング! 米メディアも反応「サイキをLA行きの飛行機に乗せるためにいくら支払う必要がある?」