20日、2025 YBCルヴァンカップ1回戦の13試合が行われた。 2024シーズンからJ1、J2、J3の全60チームが参加する方式に変更となったルヴァンカップ。1回戦から波乱も起こる展開となった。 今シーズン初のJ1昇格を果たしたファジア…
20日、2025 YBCルヴァンカップ1回戦の13試合が行われた。
2024シーズンからJ1、J2、J3の全60チームが参加する方式に変更となったルヴァンカップ。1回戦から波乱も起こる展開となった。
今シーズン初のJ1昇格を果たしたファジアーノ岡山は、J3のギラヴァンツ北九州とアウェイで対戦。試合は19分に平原隆暉のゴールで北九州が先制すると、岡山は後半は押し込み、リーグ戦の主軸選手も起用していくが、プロ初出場となった北九州GK谷口璃成の好セーブもあり1-0で北九州が勝利。下剋上を達成した。
その他にもJ1勢は苦戦する試合が多い。ヴァンラーレ八戸(J3)vsアルビレックス新潟(J1)の一戦は、開始8分に新潟が小見洋太のゴールで先制。そのまま主導権を握るかと思われたが、44分に近石哲平にゴールを許し追いつかれる。
その後は決定力を欠き、八戸の方がシュートを多く放つなどした中、PK戦にもつれ込むことに。新潟の1人目が失敗し嫌な流れかと思われたが、八戸は2人が失敗。4-2で新潟がなんとか2回戦に駒を進めた。
AC長野パルセイロ(J3)vs東京ヴェルディ(J1)の戦いもこう着状態が続くことに。東京Vがカテゴリーの違いを見せて圧倒的に攻め込むも、長野GK松原颯汰が好セーブを連発。ゴールレスのまま延長戦でも決着がつかずPK戦へともつれ込む。ただ、PK戦では東京VのGK長沢祐弥が2本をセーブするなど活躍。東京Vが4-5で勝ち上がった。
初のルヴァンカップ参加となった栃木シティFC(J3)vs鹿島アントラーズ(J1)も固い展開に。どちらもペースを掴めずに時間ばかりが過ぎていく中で、69分に濃野公人がゴールをこじ開けて鹿島が先制。そのまま反撃を許さず、0-1で勝利を収めた。
その他、ツエーゲン金沢(J3)vs湘南ベルマーレ(J1)、アスルクラロ沼津(J3)vs柏レイソル(J1)、奈良クラブ(J3)vsFC東京(J1)も0-1でJ1勢がなんとか勝利。初のルヴァンカップとなった高知ユナイテッドSC(J3)はガンバ大阪(J1)をホームに迎えた中、宇佐美貴史、唐山翔自のゴールで先行を許すと、小林心が1点を返すも及ばずに1-2で敗れた。
なお、セレッソ大阪(J1)はカマタマーレ讃岐(J3)を5-1で、リーグ戦で勝利がない名古屋グランパス(J1)もテゲバジャーロ宮崎(J3)を3-0で破り今季初勝利を収めた。
◆1回戦
3月20日(木・祝)
ヴァンラーレ八戸(J3) 1-1(PK:2-4) アルビレックス新潟(J1)
栃木シティFC(J3) 0-1 鹿島アントラーズ(J1)
AC長野パルセイロ(J3) 0-0(PK:4-5) 東京ヴェルディ(J1)
ツエーゲン金沢(J3) 0-1 湘南ベルマーレ(J1)
アスルクラロ沼津(J3) 0-1 柏レイソル(J1)
FC岐阜(J3) 0-2 横浜FC(J1)
奈良クラブ(J3) 0-1 FC東京(J1)
ガイナーレ鳥取(J3) 0-2 京都サンガF.C.(J1)
カマタマーレ讃岐(J3) 1-5 セレッソ大阪(J1)
高知ユナイテッドSC(J3) 1-2 ガンバ大阪(J1)
ギラヴァンツ北九州(J3) 1-0 ファジアーノ岡山(J1)
テゲバジャーロ宮崎(J3) 0-3 名古屋グランパス(J1)
FC琉球(J3) 0-2 アビスパ福岡(J1)
3月26日(水)
SC相模原(J3) vs 清水エスパルス(J1)
水戸ホーリーホック(J2) vs ロアッソ熊本(J2)
RB大宮アルディージャ(J2) vs いわきFC(J2)
ヴァンフォーレ甲府(J2) vs 藤枝MYFC(J2)
カターレ富山(J2) vs ジェフユナイテッド千葉(J2)
愛媛FC(J2) vs ブラウブリッツ秋田(J2)
FC今治(J2) vs 徳島ヴォルティス(J2)
大分トリニータ(J2) vs レノファ山口FC(J2)
福島ユナイテッドFC(J3) vs 北海道コンサドーレ札幌(J2)
栃木SC(J3) vs ベガルタ仙台(J2)
ザスパ群馬(J3) vs V・ファーレン長崎(J2)
松本山雅FC(J3) vs サガン鳥栖(J2)
FC大阪(J3) vs ジュビロ磐田(J2)
鹿児島ユナイテッドFC(J3) vs モンテディオ山形(J2)