とんねるずの石橋貴明が自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」に出演し、MLB評論家のAKI猪瀬と今季のア・リーグ東地区について語り合った。

AKI猪瀬は今季のアメリカン・リーグについて「レベルが低いというか、盛り上がりに欠けそうな感じ」と不安に感じているようだ。またゲリット・コールを中心に、怪我人が続出しているヤンキースについて「オフのトレーニングの質と量の蓄積でいっちゃったのかなっていう感じがしますけどね」と持論を展開。

MLBで頻繁に議論される話題として「ピッチクロック導入による肘の故障の増加」が挙げられる。選手会側は「ピッチクロックの導入があったから投手の肘の故障が多い」と意見しているが、MLB機構側は「ピッチクロックは関係ありません、選手たちが科学的なトレーニングを追い求めた結果、自分自身の体が悲鳴上げている」と反論していると説明。AKI猪瀬は「MLB機構側の意見の方が正しいんじゃないのかなとは思ってますけどね」と自身の意見を述べた。

またヤンキースの野手陣ではDHのジャンカルロ・スタントンが両肘の痛みで離脱。これにAKI猪瀬は「自分の筋肉と骨と靱帯のバランスがやっぱりおかしいんじゃないですかね」と持論を展開。続けて「(ヤンキースは)抜けた選手のインパクトが大きいので、(ア・リーグ)東地区1位予想は結構黄色信号ですよね」と語った。更に「故障者が続出しているヤンキースの状態を考えると、菅野智之とチャーリー・モートンが加入したボルチモア・オリオールズがヤンキースの上を行くんじゃないかなって気はしますねと語った。

最後にはア・リーグ東地区の台風の目として、「FAの目玉三塁手、アレックス・ブレグマンと胴上げ投手ウォーカー・ビューラーらを獲得したボストン・レッドソックス」の名前を挙げた。AKI猪瀬は「レッドソックスが非常に的確な補強をしたので上2つに食い込んできそう」と予想した。

「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」は、TBSラジオで毎週日曜の朝7時に開門するラジオベースボールパーク! スポーツブルではラジオ番組収録時の様子を動画撮影し、番組内では語りきれなかった未公開シーンを含めたスペシャル動画として昼12時頃に毎日更新。