20日、YBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦の高知ユナイテッドSCvsガンバ大阪が高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、2-1で勝利したG大阪の2回戦進出が決定した。 高知とG大阪は2023シーズンの天皇杯2回戦でも激突。前回は当…
20日、YBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦の高知ユナイテッドSCvsガンバ大阪が高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、2-1で勝利したG大阪の2回戦進出が決定した。
高知とG大阪は2023シーズンの天皇杯2回戦でも激突。前回は当時JFLのアマチュア軍団高知が敵地パナスタでG大阪を2-1と撃破し、俗に言う“ジャイアントキリング”を成し遂げている。
中2日で八戸遠征を控える高知は、直近のJ3第5節・鹿児島戦からGK含め先発8人を変更。最終ラインは3枚全てを入れ替え、キャプテンのDF小林大智、DF今井那生が今季初出場となった。
高知は6分、最初のCKをショートで繋ぐと、小林大が相手DFと競り合いながらヘディングシュートを放つがGK正面へ。G大阪も10分、ショートCKから宇佐美貴史がクロスを上げるが、デニス・ヒュメットのヘディングは枠上へ。
13分、G大阪は宇佐美が高知のアンカー岡澤韻生からボールを刈り取り、ショートカウンターを発動。そのまま持ち運び、ボックス手前から右足シュートをゴール右隅に流し込んだ。
先制したG大阪だが、直後にアクシデント。山下諒也がピッチに座り込んでしまい、開始17分で唐山翔自との交代を余儀なくされる。
追いかける高知は30分、加入後初先発の杉山伶央がセンターサークル付近から独走し、マーカー2人を振り切ってボックス内へ侵入。最後に右足を振るが、惜しくも枠を捉えない。
G大阪は41分、ゴール前での混戦からヒュメットのシュートがGK黒川雷平に阻まれるも、こぼれに詰めた唐山が押し込んで追加点とする。
2点ビハインドとなった高知はハーフタイム、2年前に先制点を記録した小林心を投入。小林心は62分、GK黒川のパントキックから新谷聖基を経由して右足シュートも、わずかに枠外へ。
77分、高知が1点差に。右サイドから低いクロスが上がると、最後は小林心がワントラップからすかさず右足を振り抜き、元日本代表GK東口順昭の守るゴール右隅に突き刺した。
対G大阪2試合連発となった小林心は89分、岡澤のFKに打点の高いヘディングシュートを放つが、ここは惜しくも枠外へ。
結局、1点差で高知を振り切ったG大阪が勝利。4月9日に開催される2回戦への進出を決めた。
高知ユナイテッドSC 1-2 ガンバ大阪
【高知】
小林心(後32)
【G大阪】
宇佐美貴史(前13)
唐山翔自(前41)