【ワールドカップ2026アジア最終予選】日本代表 vs バーレーン代表(3月20日/埼玉スタジアム2002)【画像】第二次森保ジャパンの全試合スタメン図 日本代表は3月20日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)第7節で…
【ワールドカップ2026アジア最終予選】日本代表 vs バーレーン代表(3月20日/埼玉スタジアム2002)
日本代表は3月20日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)第7節でバーレーン代表と対戦。予想されるスタメンを整理したい。
ここまで5勝1分でグループCの首位を走る日本代表は、このバーレーン戦に勝利すれば8大会連続8回目のW杯出場が決定(引き分けでも他会場の結果次第で本大会行き決定)。3試合を残して出場権獲得となれば日本史上最速で、また今大会の括りでも開催国(アメリカ、メキシコ、カナダ)を除いて世界最速での出場権獲得となる。
最終予選は基本的にメンバーを固定してきた森保一監督が、この大一番で博打的なスタメンを送り込んでくる可能性は極めて低い。過去6試合の実績を基本に、コンディションなどが考慮されてイレブンが決まるはずだ。
まずGKは今最終予選の全6試合でいずれもフル出場し、わずか2失点と安定する鈴木彩艶(パルマ)で間違いない。最終ラインは、怪我で冨安健洋(アーセナル)や谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、橋岡大樹(ルートン)などが招集外になっており、やむをえず新しいセットにするしかない。板倉滉(ボルシアMG)が3バックの中央、約9か月ぶりに復帰した伊藤洋輝(バイエルン)が左CBを担うのはほぼ間違いないだろう。伊藤は今最終予選初出場になるが、経験豊富ゆえ信頼できる。
右CBは瀬古歩夢(グラスホッパー)と高井幸大(川崎フロンターレ)の争いになるが、前者が11月の中国戦でスタメンを張った一方、後者は先発経験がゼロ。実績重視で瀬古が選ばれる可能性が高い。CBは他にも、関根大輝(スタッド・ランス)、中山雄太(FC町田ゼルビア)などが控える。
ダブルボランチは、遠藤航(リヴァプール)と守田英正(スポルティング)がいわば不動のレギュラー。ただ、守田は怪我明けでもあり、もしコンディション的に難しければクラブで好調の田中碧(リーズ)が代わりに先発するかもしれない。
ウイングバックはここまでの起用法を考えると、右は堂安律(フライブルク)、左は三笘薫(ブライトン)がスタメン最有力。伊東純也(スタッド・ランス)、菅原由勢(サウサンプトン)、中村敬斗(スタッド・ランス)、前田大然(セルティック)などがスーパーサブとして控える盤石の体制だ。
シャドーは、6試合連続スタメン中と信頼が厚い南野拓実(モナコ)が事実上当確。もう一枠はここまで、久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田大地(クリスタル・パレス)が3試合ずつ起用されてきた。ここ数か月のクラブでの活躍では、明らかに久保が上。ただ、合流時期を含めたコンディションでは鎌田が有利に見える(先週末に所属クラブの試合がなかった鎌田は合宿初日の3月17日から合流、現地16日に試合があった久保は18日から合宿合流)。森保監督の判断が注目される。
CFは上田綺世(フェイエノールト)がスタメンだろう。前回の11月シリーズを怪我で欠場したがそもそもはレギュラーなうえ、直近のオランダ・リーグでも2ゴールと好調だ。今回は二番手だった小川航基(NEC)が怪我で外れており、ウイングバックと兼用の前田、古橋亨梧(レンヌ)、追加招集された町野修斗(キール)がCFがバックアップを務める。
森保監督は追加を含めて最終的に27人を招集。試合ごとの登録メンバーは23人のため、4人はスタンド観戦となる。はたして、どんなスタメンとベンチメンバーの顔ぶれになるのか。運命の一戦は、今日19時35分にキックオフ予定だ。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)