【WWE】RAW(3月17日・日本時間18日/ベルギー・フォレ) 【映像】何が起こった? 開始30秒で“大の字KO” 実力者同士の対戦に期待が高まる中、開始直後の一撃で試合終了の珍事が発生。実況席もあまりの展開…
【WWE】RAW(3月17日・日本時間18日/ベルギー・フォレ)
実力者同士の対戦に期待が高まる中、開始直後の一撃で試合終了の珍事が発生。実況席もあまりの展開に「入場5分、試合30秒…」と呆れた様子を見せた。
ベルギー・ブリュッセルで開催されたWWE「RAW」で、ジェイ・ウーソとオースティン・セオリーがシングルマッチで対戦。観客の大熱狂を巻き起こした長尺の入場シーンとは対照的に、試合はあまりにもあっけない秒殺劇となった。
ジェイのエネルギッシュな入場に、ブリュッセルの観客は「Yeet!」のチャントとハンドウェーブで5分以上みっちり時間をかけて大盛り上がり。一方のセオリーも、テクニックと実力を兼ね備えた実力者として期待が寄せられていたが、試合は誰もが唖然とする結末を迎えることとなる。
ゴングが鳴ると、セオリーは勢いよくジェイに殴りかかり、先ほどまで「Yeet!」に熱狂していた観客を煽りながら勢いをつけた。しかし、ロープ際でジェイにかわされ、その直後にスピアーを被弾。そして、あっという間にカウントスリーを献上。
ジェイが試合中に放った技は 「スピアー」のみ。 あまりにも鮮やかすぎる出落ちぶりに、ABEMAのWWE配信で解説を務めた「週刊プロレス」井上光記者も「入場5分、試合30秒ですか…」と驚きを隠せなかった。ファンからも、「ふぁ?」「え〜」「はっや!」「ウソ?」「もう終わり?」と呆れた様子のコメントが飛び交い、中には「セオリー、仕事早すぎw」と皮肉交じりの声も聞かれた。
実際の試合時間はわずか29.3秒。 驚くべきワンサイドゲームで、完全な「スカッシュマッチ」となってしまった。試合後、セオリーの仲間であるグレイソン・ウォーラーがジェイを襲撃するも、すぐさまスーパーキックで返り討ちに。移籍間もないA-タウン・ダウン・アンダー にとっては、まさに面目丸つぶれの結果となった。
さらに、ジェイの「レッスルマニア」での世界王座挑戦に向けて、王者グンターが乱入しスリーパーホールドを狙ったが、ウーソがこれを阻止し場外へと追いやる展開に。ここ数週間、不意打ちを受けスリーパーで失神する場面が続いていたジェイだが、この日は完全に防ぎきり、快勝とともに優勢を印象づける試合となった。
(ABEMA/WWE『RAW』)