◆競泳 日本選手権第1日(20日、東京アクアティクスセンター) 世界選手権(7月、シンガポール)選考を兼ねた日本選手権が開幕。午前は予選が行われ、女子100メートルバタフライはパリ五輪7位の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)が57秒15で1位…

◆競泳 日本選手権第1日(20日、東京アクアティクスセンター)

 世界選手権(7月、シンガポール)選考を兼ねた日本選手権が開幕。午前は予選が行われ、女子100メートルバタフライはパリ五輪7位の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)が57秒15で1位。同代表の池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス)が57秒81の2位で午後の決勝に進んだ。

 今大会、50メートルを本命種目においているという池江はレース後「楽しんで泳ぐことを一番イメージして泳いでいた。久しぶりのこの会場の雰囲気を楽しみながら、泳げた」とコメント。57秒台には「予選から7秒台を出せたのは、想定よりはよかった」と好感触を語った。世界選手権の派遣記録は58秒33。決勝でこのタイムを上回り、2位以内に入れば内定する。

 平井はこの日、100バタの直後に100メートル背泳ぎにも出場。予選9位で「結構きつくて、いい感じに泳げなかった」と悔しさをにじませた。本命のバタフライは「100の背泳ぎがあったので、余力を残す感じで泳いだ」と決勝を見据え、「前半からもっと楽に速く泳いで、26秒2あたりを狙って入りたい」と語った。