「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)が開幕し、シングルス、ダブルスそれぞれの1回戦が行われた。シングルスでは、シード勢のマリン・チリッチ(クロアチア)や今年の全米オープンで準優勝を飾ったケビン・アンダ…

「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)が開幕し、シングルス、ダブルスそれぞれの1回戦が行われた。シングルスでは、シード勢のマリン・チリッチ(クロアチア)や今年の全米オープンで準優勝を飾ったケビン・アンダーソン(南アフリカ)は順当に2回戦へ進出した。日本人勢では内山靖崇(北日本物産)が2回戦へ進出。添田豪(GODAI)と高橋悠介(三菱電機)は敗退となった。

ダブルスでは松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)/杉田祐一(三菱電機)が出場するも、ドミニク・ティーム(オーストリア)/ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)にストレートで敗れている。

チリッチは予選を勝ち抜いたステファノス・チチパス (ギリシャ)と対戦。チチパスはかなり格上の相手チリッチに対して思い切りのよいテニスを見せ、先にサービスブレークするなど、スコアで拮抗していたが、主導権は握れず、チリッチがストレートで勝利した。

アンダーソンはジル・シモン(フランス)と対戦。序盤はアンダーソンの一方的なペースで第1セットを先取。第2セットはシモン本来の、正確なショットで相手をじわじわ追い詰めるテニスが戻り一進一退のままタイブレークになるも、アンダーソンがサービスで押し切り、ストレート勝ちした。

ワイルドカードで出場している内山はフランコ・シュクゴール(クロアチア)と対戦。第2セットで内山は右の足首を痛めたように見えフルセットへもつれ込む。しかし最終セットはそんな心配をよそに6-1で取り勝利を決めた。

明日大会2日目は、日本人では杉田祐一(三菱電機)、ダニエル太郎(エイブル)がシングルス1回戦に登場する。◇   ◇   ◇【大会1日目 主な試合結果】◆シングルス1回戦◯アドリアン・マナリノ(フランス) 7-5 7-6(3) ●添田豪(GODAI)◯[1]マリン・チリッチ(クロアチア) 6-3 6-2 ●ステファノス・チチパス (ギリシャ)◯ライアン・ハリソン(アメリカ) 6-4 4-6 6-4 ●高橋悠介(三菱電機)◯内山靖崇(北日本物産) 6-3 3-6 6-1 ●フランコ・シュクゴール(クロアチア)◆ダブルス1回戦◯ドミニク・ティーム(オーストリア)/ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)0-6 2-6 ●松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)/杉田祐一(三菱電機)(テニスデイリー編集部)※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦で対戦したチリッチ(左)とチチパス(右)

(Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)