<大相撲三月場所>◇十一日目◇19日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】館内がどよめいた激しいビンタ 幕下の取組で強烈な張り手の連発に館内騒然となる一幕があった。「バチン!」と乾いた音が響くと客席はどよめき、「ふらふらだ」「脳が揺れてしまう」…

<大相撲三月場所>◇十一日目◇19日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】館内がどよめいた激しいビンタ

 幕下の取組で強烈な張り手の連発に館内騒然となる一幕があった。「バチン!」と乾いた音が響くと客席はどよめき、「ふらふらだ」「脳が揺れてしまう」と心配の声も寄せられた。

 反響を呼んだのは幕下五枚目・天照鵬(伊勢ヶ濱)と幕下二十二枚目・大斧(追手風)の一番。立ち合い頭を下げて前に出たのは天照鵬。大斧にもろ差しで組み止められると苦しい体勢となったが、まわしを切って相手を突き放した天照鵬は強烈な突っ張りで猛攻を浴びせる逆襲に出た。「ウッス!ウッス!」と唸り声を挙げて激しい張り手を連発する天照鵬。途中、「バチン!」と大きな音が館内に響くと客席は騒然となった。

 だがその直後、天照鵬は大斧に引き落とされ、力尽きるように突っ伏した。敗れた天照鵬はこれで6敗目となる黒星を喫し、まだ初日が出ない悔しさを噛み締めるように、しばらく起き上がれずうつ伏せになっていた。一方、大斧は今場所初白星となる1勝目を挙げ、晴れやかな表情で勝名乗りを受けに戻っていた。

 張り手を連発した天照鵬の攻めに、ABEMAの視聴者も「ビンタやりすぎだろ」「ふらふらだ」「脳が揺れてしまう」「喧嘩だなw」「初日が欲しい必死さが伝わる」と騒然となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)