全豪オープン男子シングルス128選手のラケットを調査!今年最初のグランドスラム…
全豪オープン男子シングルス128選手のラケットを調査!
今年最初のグランドスラム「全豪オープン」が2月21日に幕を閉じた。今年は、パンデミックの影響もある中、主催のテニス・オーストラリアをはじめ海外からの選手の入国に政府も協力。大会前に2週間の隔離を設けることで無事に開催にこぎつけた。さらには、例年より少ないながらも観客も入れたことで大会も盛り上がった。
【写真】16選手のラケットはこちら!
そこで前回の全仏オープンに続いて、男子シングルスに出場した全選手のラケット調査を敢行! ベスト8進出選手、そして選手使用が多かったウイルソン、ヘッド、バボラ、ヨネックスのメーカー別仕様モデルなどに分けてご紹介!
シングルス128選手のメーカー別仕様割合は以下の通り。
ウイルソン:44名、ヘッド:31名、バボラ:26名、ヨネックス:17名、テクニファイバー:4名、ダンロップ:3名、プリンス:1名、プロケネックス:1名、不明:1名
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【上位8選手編】
Novak Djokovic
■ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
▶HEAD Graphene 360+ Speed Pro Black/ヘッド グラフィン360+ スピード プロ ブラック
★今年発売された新モデルで今大会を戦ったジョコビッチ。全豪オープン9度目、グランドスラム18度目の制覇となった。
Daniil Medvedev
■ダニール・メドベデフ(ロシア)
▶Tecnifibre TFight 305 RS/テクニファイバー ティーファイト 305 アールエス
★2019年USオープン以来、グランドスラム2度目の決勝進出となったメドベデフ。コントロールされたショットの数々で難敵相手に勝ち進んだ。
Aslan Karatsev
■アスラン・カラツェフ(ロシア)
▶HEAD Graphene 360+ Prestige/ヘッド グラフィン360+ プレステージ
★武器のフォアハンドのウィナーは大会2位の94本(1位はジョコビッチの98本)。予選から驚異の8連勝を飾り、ランキングを114位から42位に大きくジャンプアップした。
Stefanos Tsitsipas
■ステファノス・チチパス(ギリシャ)
▶Wilson Blade 98 18x20 V7.0/ウイルソン ブレード98 18×20 バージョン7.0
★ラケットは全仏オープン時と変わらず。市販モデルとは異なり、グロス仕様となっている。スロート内側にはギリシャ国旗と“STEFANOS”の文字が刻まれている。
Alexander Zverev
■アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
▶HEAD Gravity Pro 2021/ヘッド グラビティ プロ 2021
★ジョコビッチと熱戦を繰り広げたズベレフの右手にあったのは、今年3月に発売されるグラビティ プロ 2021。片面がイエロー&グリーンで、もう一方がブルー&バイオレットのカラーリングになっている。
Grigor Dimitrov
■グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
▶Wilson Pro Staff 97 V13.0/ウイルソン プロスタッフ 97 バージョン13.0
★昨年9月に発売された名器プロスタッフを使用。4年ぶりベスト4を目指したが、背中のけいれんを起こしてしまったのが、悔やまれる
Andrey Rublev
■アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
▶不明
★ラケットはいまだ黒塗りで謎に包まれたまま。一部ではHEADのラケットなのでは? と噂されているが真偽はいかに!? ATPカップ、全豪オープンと活躍を見せたが、同胞メドベデフの前に力尽きた。
Rafael Nadal
■ラファエル・ナダル(スペイン)
▶BabolaT Pure Aero/バボラ ピュアアエロ
★全仏オープン時と同様、市販モデルとは異なるコスメのピュアアエロを使用。すべてのグランドスラムを2度以上優勝する「ダブルグランドスラム」はお預けとなった。
【ウイルソン】
Kei Nishikori
■錦織圭(日清食品)
▶ULTRA TOUR 95CV V3.0/ウルトラ ツアー 95CV バージョン3.0
★全仏オープン以来、約4ヵ月ぶりの公式戦を戦った錦織。ラケットの変更はなく、自身のシグニチャーモデルと言って過言ではないウルトラツアー95CVを使用した。
Pablo Carreno Busta
■パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)
▶Blade 98 18x20 V7.0/ブレード98 18×20 バージョン7.0
★安定したストロークで錦織の前に立ちはだかったカレーニョ・ブスタ。男子のウイルソン契約選手で使用率の高い、同モデルを使用している。
<その他使用選手>K.カチャノフ、M.ビエラ・マルチネス、E.イマー、S.トラバグリア、R.オペルカ、P.ソウザ、C.ムーテ、M.ラオニッチ、G.モンフィス、P.マルチネス、A.ベデネ、D.ラヨビッチ、F.フェレイラ・シルバ、内山靖崇、U.アンベール、N.ゴンボス、K.コペヤンス、J.ベセリー、D.ジュムホール、J.ロンデロ、L.トゥ、F.ロペス、L.ソネゴ、T.ポール、C.オコネル、R.アルボット、R.バウティスタ・アグ、D.ゴファン、M.マクドナルド、G.ペラ、B.チョリッチ、F.クライノビッチ、Q.アリス、R.カルバレス・バエナ、V.ポスピショル、S.カルーゾ、T.サングレン、A.デミノー、D.エバンズ、L.ジェレ
【ヘッド】
Jannik Sinner
■ヤニック・シナー(イタリア)
▶Graphene 360+ Speed/グラフィン360+ スピード
★ツアー期待の19歳、シナー。全豪オープンではシャポバロフにフルセットで敗れたものの、前哨戦「グレート・オーシャン・ロード・オープン」では、ツアー2勝目。ラケットは昨年と変わらずスピードシリーズを愛用している。
Matteo Berretini
■マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)
▶Graphene 360+ Extreme MP/グラフィン360+ エクストリーム MP
★残念ながら腹筋の負傷で4回戦を棄権したが、ラケットのスピン性能を生かしたフォアハンドは健在だった。
<その他使用選手>Y.ルー、T.フリッツ、F.コリア、E.ルースブオリ、S.スタコフスキー、D.ノバク、D.コプファー、M.チリッチ、A.ボルト、B.トミッチ、C.スティーブ、E.ゲラシモフ、G.マジェル、D.シュワルツマン、Y.ハンフマン、A.マーティン、N.バシラシビリ、J-L.ストルフ、A.ポピュリン、M.トルペガード、R.ハーセ、S.クォン、H.ラークソネン、P.クエバス、I.イバシュカ
【バボラ】
Taro Daniel
■ダニエル太郎(エイブル)
▶Pure Drive/ピュアドライブ
★予選で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りしたダニエル。その手には、昨年9月に発売され好評を博しているピュアドライブの2021年モデルが手に握られていた。
Felix Auger-Aliassime
■フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)
▶Pure Aero 16×20/ピュアアエロ 16×20
★同国のライバルであるシャポバロフを破り2020年USオープン以来2度目のグランドスラム4回戦進出。市販モデルは16×19のストリングパターンだが、プロモデルとして16×20に変更している。
<その他使用選手>A.ラモス・ビニョラス、A.マナリノ、M.クレッシー、D.ティエム、H.デリエン、杉田祐一、J.ダックワース、B.ペール、A.ミュレー、T.モンテイロ、S.クエリー、J.トンプソン、M.チェッキナート、A.バラズ、T.コキナキス、B.ファン・デ・ザンツフルプ、C.アルカラス、M.イマー、A.ブキッチ、F.フォニーニ、C.ノリー、R.サフィウリン、V.トロイツキ
【ヨネックス】
Nick Kyrgios
■ニック・キリオス(オーストラリア)
▶EZONE 98/イーゾーン 98
★母国開催ということもあり、観客を楽しませるプレーで会場を大いに沸かせたキリオス。3回戦のティエムとの戦いでは、勝利まであと1セットというとこまで追い込んだ。
Yoshihito Nishioka
■西岡良仁(ミキハウス)
▶VCORE 98/ブイコア 98
★昨年に続き、2回戦進出とはいかなかった西岡。今年1月に発売されたばかりの新モデルのブイコア98で今大会に挑んだ。
<その他使用選手>P-H.エルベール、K.マイクシャク、M.ギロン、F.ティアフォー、S.ワウリンカ、M.フチョビッチ、A.ブブリク、M.ククシュキン、D.シャポバロフ、C.ルード、L.ハリス、H.フルカチュ、R.ベランキス、S.ナガル、T.マハ