<大相撲三月場所>◇十一日目◇19日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】超巨漢力士の人柄にほっこり 現役最重量252キロの力士が、立ち合い不成立となった際に「すみません」と頭を下げる場面があった。人柄が垣間見える一幕に、「はっきり聞こえた」「…
<大相撲三月場所>◇十一日目◇19日◇大阪・エディオンアリーナ
現役最重量252キロの力士が、立ち合い不成立となった際に「すみません」と頭を下げる場面があった。人柄が垣間見える一幕に、「はっきり聞こえた」「かわいい」「礼儀正しい」とファンもほっこりする一幕があった。
三段目三十一枚目・出羽ノ城(出羽海)と三段目二十七枚目・須山(木瀬)の一番での出来事。出羽ノ城は身長190.5センチ・体重252キロの現役最重量で知られる超巨漢力士だ。この日の取組では、立ち合い大きな体を沈めて手を下ろすも、両者ぶつかり合った直後に審判長が「まだまだまだ」と手を挙げて制止。立ち合い不成立となった。
出羽ノ城はすぐに須山に手を向けて頭を下げると、「手をついて」と注意する親方にも「すみません!」とハッキリした声で謝罪し一礼。その後、2度目の立ち合いは成立し、須山の鋭い当たりを跳ね返した出羽ノ城だったが、素早く動いた須山が肩透かし気味に腕を手繰って背中を取り、そのまま送り出しを決めた。勝った須山は3勝目。敗れた出羽ノ城は4敗目を喫した。
立ち合い不成立となった際にしっかりと謝罪するという、出羽ノ城の人柄が垣間見える場面に、ファンも「はっきり聞こえた」「すみません」「礼儀正しい」とほっこり。なかには、手をつくのが精一杯な巨体の出羽ノ城を気づかい、親方の注意について「無理につけさせんでも」とフォローする声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)