前回対戦では上田と守田が2ゴールと気を吐いた(C)Getty Images サッカー日本代表は3月20日、埼玉スタジアムで北中米ワールドカップ(W杯)最終予選第7節バーレーン代表戦に臨む。ここまで5勝1分けの勝ち点16という成績で、C組首位…

 

前回対戦では上田と守田が2ゴールと気を吐いた(C)Getty Images

 

 サッカー日本代表は3月20日、埼玉スタジアムで北中米ワールドカップ(W杯)最終予選第7節バーレーン代表戦に臨む。ここまで5勝1分けの勝ち点16という成績で、C組首位を独走する日本は、この試合で勝利すれば、8大会連続8度目の本大会出場が決まる。またC組での他の試合結果により、引き分けでも予選突破決定となるなど、優位な状況でバーレーン戦を迎える。

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 今予選、バーレーンに対しては第2節で対戦しており、アウェーでの戦いながらも日本は5-0で白星を収めている。ホームで迎え撃つ今回のゲームでも森保一監督に率いられた日本がチーム力の高さを示し、地元サポーターの前でW杯切符を掴むことに、大きな期待が寄せられている。

 また、昨年1月のアジアカップでも日本は決勝トーナメントでバーレーンに勝利するなど、これまでの対戦成績をみても近年では日本がバーレーンを上回る。そして目前の大一番でも、森保ジャパンの勝利を予想する声は根強い。英メディア『Sports Mole』がこの試合を展望しており、試合結果への見解を綴っている。

 同メディアは、日本がここまで順調に予選を進めていると評しながら、「モリヤス監督もこのバーレーンとの一戦が決して楽なものではないことを理解しているはずだ」と指摘。その上で、現在1勝3分け2敗で上位浮上を目指しているバーレーンの戦力に言及し、「バーレーンも木曜日の試合に向けて好調を維持しており、直近5試合で4勝1敗の成績を収めている。その中には、オマーンを2-1で破ってガルフカップの優勝を果たした試合も含まれている」と綴っている。

 バーレーンが昨年末に開催された、中東の湾岸諸国が参加するガルフカップ制覇を成し遂げ、高いチーム状態を保っていると説く同メディアだが、ここまでの予選を振り返り、「しかし、その勢いはアジア予選では十分に発揮されていない。ワールドカップ予選の6試合でわずか1勝3分け2敗に終わっており、現在はグループ5位でトップ4圏外にいる」として、現在の成績を強調する。

 また日本に対しては、久保建英、三笘薫、上田綺世、伊藤洋輝といった名前を挙げ、「木曜日の試合で勝利を収め、出場を確定させる可能性を考慮すると、モリヤス監督は彼らをスターティングイレブンに起用し、強力な布陣で臨むことが予想される」と論じている。

 加えて、今回の試合結果を「4-0」で日本の勝利と予想。同メディアは、「日本はワールドカップ予選でほぼ無敵の強さを見せており、前回の対戦ではバーレーンに5-0で圧勝した。今回も、開催国である日本が同様に圧倒的な勝利を収めることが期待される」と見通している。

 いよいよ本大会切符獲得に王手をかけた森保ジャパン。史上最速での本大会出場決定という快挙の瞬間を、多くのサポーターが待ち望んでいる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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