阿部監督がどのように開幕までチームを整えていくのか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 巨人は19日に行われた日本ハムとのオープン戦(エスコンフィールド)に2ー5と敗れ、週末のメジャーとのプレシーズンゲーム含め、対外試合5…

阿部監督がどのように開幕までチームを整えていくのか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は19日に行われた日本ハムとのオープン戦(エスコンフィールド)に2ー5と敗れ、週末のメジャーとのプレシーズンゲーム含め、対外試合5連敗となった。
【動画】猛打爆発!3回、上川畑が山崎からセンターへ適時打を放ったシーン
勢いの違いは明らかだった。
オープン戦好調な日本ハムは初回、山崎伊織の立ち上がりを攻め、一死一塁からアリエル・マルティネスがセンターへ適時二塁打をマーク。先制を許すと巨人もすぐさま2回に主砲の岡本和真がレフトスタンドへホームランを放つなど、反撃。
しかし、日本ハム打線は集中力を切らさない。
1-1で迎えた2回二死一、二塁の場面ではオープン戦好調な清宮幸太郎がセンターへ適時打をマーク。再び勝ち越しを許すと、続く3回も二死まで追い込みながら、6番の田宮裕涼がセンターへ安打を放ちつなぐと、7番に入った松本剛は低めのカットボールを捉えて、レフトへ。ヒットとし、二死一、二塁の形を作る。
ここで打席を迎えた上川畑大悟もセンターへ運び2点適時打をマーク。さらに二死二塁で打席に入った水野達稀もライトへの適時三塁打とこの回は二死から一気に4連打の固め打ちで3点を奪われ、1ー5と点差を拡げられた。
山崎も4回は三者凡退に抑えたものの、4回92球を投げ8安打5失点と乱調。開幕前最後の登板の内容としては、不安を残すものとなった。
打線も岡本の本塁打の後は7回に長野久義のニゴロの間に1点を返すも、日本ハムの救援陣の前に追加点を奪えなかった。
いよいよ28日の開幕戦まで残るオープン戦は、本拠地で行われる週末のロッテとの3連戦のみとなった。対外試合5連敗とこの時期の勝敗は大きく気にするところではないが、この2連戦では若手中心の日本ハム打線の活発さが目立った。
リーグ連覇、目指す日本一奪回のために投打で見えた課題を洗い直し、開幕に臨む必要がありそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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