(19日、第97回選抜高校野球大会1回戦 横浜4―2市和歌山) 意地が詰まった市和歌山の辻丸佑樹の一打だった。五回2死二塁から目の前の打者が申告敬遠された。横浜の右腕・織田翔希に2打席目まで連続三振を喫していたが、この打席は直球だけを狙っ…
(19日、第97回選抜高校野球大会1回戦 横浜4―2市和歌山)
意地が詰まった市和歌山の辻丸佑樹の一打だった。五回2死二塁から目の前の打者が申告敬遠された。横浜の右腕・織田翔希に2打席目まで連続三振を喫していたが、この打席は直球だけを狙って146キロを中前に適時打した。冬場に練習した160キロの打撃マシンより速く感じたそうだが、「なめられたんだって、絶対に打とうと思った。負けずに打ち返せました」。
●半田真一監督(市和歌山) 「相手もミスはあったと思うが、そつがなかった。うちは(好機の)場面はつくれても、あと一押しができなかった」