選抜高校野球大会は19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、市和歌山は昨秋の明治神宮大会優勝の横浜(神奈川)に2―4で敗れた。 市和歌山・半田真一監督の試合後の主なコメントは次の通り。横浜は「ソツがないですよね」 半田真…

市和歌山の半田真一監督=和歌山市の同校で2025年1月25日、三村政司撮影

 選抜高校野球大会は19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、市和歌山は昨秋の明治神宮大会優勝の横浜(神奈川)に2―4で敗れた。

 市和歌山・半田真一監督の試合後の主なコメントは次の通り。

横浜は「ソツがないですよね」

 半田真一監督 (横浜はプレーに)ソツがないですよね。もちろんミスはあったと思うんですけど、やっぱりそれぞれのプレー以外の部分の動きとかでも本当に勉強になりました。試合中、僕らもああいう野球を目指してやっていこうと言っていました。

 (横浜の先発の2年生・織田翔希投手が152キロをマーク)出てましたね。(ベンチも)「はやっ」て言ってましたね(笑い)。

 もちろん織田君が来るという想定の中で、臆せずに攻撃しようとスピードボールへの準備はしてきました。

 ただ、中盤の何とかなりそうという時に、(奥村頼人投手に)リリーフされてしまって。選手にも右(織田投手)が駄目でも、左(奥村投手)が来るからって伝えていました。奥村君に対する対応力っていうのが、まだまだ勉強していかなきゃいけないです。

 これは一つプラス材料にしていかないといけないと思うので、切り替えてしっかりと夏に向けて、こういう相手さんが全国に行っているんだ、ということをしっかり感じられました。

 (好リリーフした丹羽涼介投手には)こういう素晴らしい場面で投げるんだから、もう思い切ってと声をかけました。練習の段階から、必ず出る時は来るから、しっかりとそれに向けて集中しなさいってことは、伝えてました。

 丹羽がこのロングリリーフをしっかり、負けはしましたけどまっとうしてくれたなと思うので、本当に100点満点。しっかり与えたいと思います。