いわてグルージャ盛岡は19日、奈良クラブのMF嫁阪翔太(28)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「39」となる。 嫁阪は、ガンバ大阪の下部組織育ちで、ユースから2015年にトップチームに昇格。2018年に岩手に完全移籍していた。 …

いわてグルージャ盛岡は19日、奈良クラブのMF嫁阪翔太(28)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「39」となる。

嫁阪は、ガンバ大阪の下部組織育ちで、ユースから2015年にトップチームに昇格。2018年に岩手に完全移籍していた。

岩手では3シーズンを過ごし、J3で70試合7得点を記録。2022年に当時JFLの奈良に完全移籍。JFLで8試合、J3で65試合11得点を記録。今シーズンもJ3で3試合に出場していたが、突然の移籍決定となった。

古巣へと復帰となる嫁阪は、両クラブを通じてコメントしている。

◆いわてグルージャ盛岡

「グルージャのファン、サポーターの皆さんお久しぶりです!決意を持ってこのクラブに帰ってきました!目指すところはJリーグ昇格!それ以外ありません!共に勝ち取りましょう!」

◆奈良クラブ

「奈良クラブのファンサポーターの皆様、いつも応援していただきありがとうございます!今回このタイミングですが、いわてグルージャ盛岡に移籍することを決断しました」

「昨シーズン奈良クラブは悔しいシーズンを過ごしました。その中でなんとか掴み取った残留、その反面降格してしまった古巣。JFLからJリーグに昇格しこれからの奈良クラブを一緒につくっていきたい気持ちはありますが、当時契約満了でチームを出された身ではあるもののグルージャは若い時に自分を育ててくれたチームであることには変わりなく、カテゴリー関係なく恩を返せるのは今なんじゃないかと思い決断しました」

「僕は皆さんの前でそして皆さんの応援が響いたロートフィールド奈良でサッカーをすることが大好きでした。最後に監督、コーチングスタッフ、フロントの方々、そして共に戦った選手の皆、本当に今までありがとうございました!」