第97回選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。試合に先立つ開会式では、大垣日大(岐阜)の選手たちが晴天のもと元気よく入場行進。大会への強い思いを感じさせた。 午前9時に始まった開会式では、チームごとに右翼ポー…

 第97回選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。試合に先立つ開会式では、大垣日大(岐阜)の選手たちが晴天のもと元気よく入場行進。大会への強い思いを感じさせた。

 午前9時に始まった開会式では、チームごとに右翼ポール付近から入場した。

 前回優勝校の健大高崎(群馬)を先頭に基本的に北から行進し、大垣日大は至学館(愛知)に続いて午前9時10分ごろ登場。「大垣日本大学高校、岐阜、2年ぶり6回目」とアナウンスされると、観客席から大きな拍手が湧いた。

 各チームはグラウンドを行進後、本塁に向かい合う形で整列。宝馨・日本高野連会長の励ましの言葉や川辺謙信・市和歌山主将の選手宣誓にじっと聴き入っていた。

 終了後、大垣日大の西河遥人主将は「独特の緊張感があり、これが甲子園かという気持ちと、ここでプレーできるんだという喜びを感じました。早くプレーしたいと思いました」と語った。

 大垣日大は大会3日目の第1試合(20日午前9時開始予定)で、昨秋の九州大会4強の西日本短大付(福岡)と対戦する。(高原敦)