【愛知】第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式では、8年ぶり2回目の出場となる至学館の選手たちが胸を張って行進した。 前回優勝の健大高崎(群馬)…

 【愛知】第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式では、8年ぶり2回目の出場となる至学館の選手たちが胸を張って行進した。

 前回優勝の健大高崎(群馬)を先頭に、出場32校が北から南の順で入場。14番目で入場した至学館は、「イチ、イチ、イチニー」のかけ声で動きのそろった行進を見せた。チームの声出し役で、入場行進でもかけ声を担当した控えの一塁手の安井凌丘(りょく)選手(3年)は「32校中一番の行進をしようと話していた。リハーサルでは山梨学院の行進がよかったので、負けないように声を張った」と話した。

 プラカードを持って先導したのは、制服姿の鈴木夢人(ゆうと)選手(3年)。ベンチ入りはできなかったが、鈴木健介監督らから大役に指名された。「先頭の自分で、チームの見え方が変わる。胸を張って歩こうと心がけた」。試合では内野のボールパーソンを務める予定だ。

 至学館は大会第4日の21日、第2試合(午前11時半開始予定)でエナジックスポーツ(沖縄)と対戦する。(松本敏博)