【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ1-2ヴィッセル神戸(3月16日/レモンガススタジアム平塚)【映像】衝撃!エリキの「60m爆速ドリブル」 王者の新戦力が、その実力を証明した。3月5日にFC町田ゼルビアからヴィッセル神戸へ期限付きで電撃移…

【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ1-2ヴィッセル神戸(3月16日/レモンガススタジアム平塚)

【映像】衝撃!エリキの「60m爆速ドリブル」

 王者の新戦力が、その実力を証明した。3月5日にFC町田ゼルビアからヴィッセル神戸へ期限付きで電撃移籍したFWエリキが、約60mを独走するドリブルを炸裂。話題となっている。

 神戸はJ1リーグ6節で湘南ベルマーレを2-1で撃破。3連覇を目指す神戸にとっては、今季J1で待望の初白星となった。この試合の立役者となったのは、2ゴールを挙げたブラジル人ストライカーのエリキだ。

 まず24分、FKからの混戦でこぼれ球に反応。コンパクトに足を振り抜くと、シュートはポストを叩いて先制点を挙げる。さらに37分には、MF宮代大聖のスルーパスに抜け出してループシュートで追加点。早速の大活躍にファンは、SNSで「えぐいの獲ったな」「まじかよ」「凄すぎて笑ってまう」「決定力の塊」「これで空中戦と地上戦の両方武器になると大きいね」「効きまくってる」などと歓喜していた。

 スタジアムを騒然とさせたのは、ゴールシーンだけではない。例えば、22分のドリブルだ。自陣ペナルティーエリア手前でこぼれ球を回収したエリキは、周囲の状況を冷静に把握し、すぐにドリブルを開始する。

 湘南のDF鈴木雄斗とMF奥野耕平がすぐさまコースを限定しながら寄せてくるが、エリキは2人の狭いスペースをヒラリと突破。スピードを一気に上げ、そのまま60mはあろうかという距離を独走。カバーに入ってきたDF鈴木淳之介の横からのスライディングを受けて倒されたが、なんとか右サイドを駆け上がるFW佐々木大樹へ展開。湘南の選手たちの視線はエリキに集中していたため、佐々木はフリーでシュートを放つことができた。

 この圧巻のドリブルに対しては、実況席でも驚きの声が上がる。解説の松木安太郎氏が「エリキだなあ」と感嘆。同じく解説の水沼貴史氏も「松木さんの一言がまさにですね。『エリキだなあ』って(笑)」と共感し、持ち前のスピードと力強さを発揮した王者の新戦力に舌を巻いていた。

 またSNS上のファンも反応。「どうやって抜け出したんか解らんかった、凄い」「ドリブルえぐいって」「エリキがボール持つとワクワクする」「エリキすんご!とんでもない方がきた」「エリキは大迫とは別のエンジン積んでるな」「チートすぎる」「さすがに声が出たわ」など驚きと興奮のコメントが続々と書き込まれた。

 大迫勇也や武藤嘉紀、佐々木など他のアタッカー陣とはまた違った個性を持つエリキ。3連覇を狙う神戸の浮沈を左右するキーマンの1人になりそうだ。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)