元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、バルセロナでの充実した日々に幸せを感じている。 2023-24シーズン限りでユベントスを退団し、一時は現役引退を決断したシュチェスニー。しかし、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテ…
元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、バルセロナでの充実した日々に幸せを感じている。
2023-24シーズン限りでユベントスを退団し、一時は現役引退を決断したシュチェスニー。しかし、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱となったバルセロナが白羽の矢を立て、引退から約1カ月でのスピード復帰が実現した。
当初は元スペイン代表GKイニャキ・ペーニャの控えを務めたが、1月のスーペル・コパ・デ・エスパーニャを契機にスタメンに定着。以降はサスペンションを除きすべての公式戦に出場し、安定したパフォーマンスで好調のチームを支えている。
4-2で逆転勝利した直近のアトレティコ・マドリー戦後、『Eleven Sports』のインタビューに答えた守護神は「まだ100%調子がいいとは思っていないし、ベストな状態になるのはまだこれからだ」と課題を口にしながらも、カタルーニャの地での充実ぶりを語っている。
「運命に文句を言うことはできない。運命が自分に与えてくれた恩恵にとても感謝しなければならない。バルサでプレーするのはとてもエキサイティングなんだ。とても美しい試合で、今まで経験してきたこととはまったく違うものだからね」
「人生で比較するのは好きではないけど、ユベントスではすべてが結果を中心に回っていると言える。結果こそが最も重要だった」
「一方、ここバルサでは、プレーされているフットボールの種類に大きな喜びがあり、それが伝染する。何百万もの人々が今起こっていることを見ているのを見るのは非常に驚きだね」
今季ここまでのプレーによって健在ぶりを示す34歳に関しては、バルセロナがテア・シュテーゲンとポジションを争えるライバルとして残留を求めている。
そんななか、ベテランGKは「おそらく近いうちに自分の将来について決断する時が来るだろうね。だけど、今最も重要なのは、これからの試合に自分の体力と精神力をすべて集中すること。ベストを尽くさなければならないね」と、現時点ではシーズン3冠を目指すチームの戦いに集中したいと語るにとどまった。