ドジャースとの「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に先発【MLB】カブス ー ドジャース(18日・東京ドーム) カブス・今永昇太投手が18日、東京ドームで行われたドジャースとの「MLB Tok…

ドジャースとの「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に先発

【MLB】カブス ー ドジャース(18日・東京ドーム)

 カブス・今永昇太投手が18日、東京ドームで行われたドジャースとの「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に先発。自身初の開幕投手を務め、4回無安打無失点で降板した。

 今季のメジャーリーグ第1球を投じる大役を拝命した左腕。大谷翔平投手との対戦で幕を開け、カウント1-1から直球でニゴロに抑えた。2回には先頭から連続四球で無死一、二塁のピンチを背負うも、後続を打ち取って難を逃れた。3回に大谷との第2打席を迎え、痛烈なライナーを打たれたものの二直だった。

 この日は珍しく4与四球と制球を乱したものの、強力ドジャース打線に点を与えず。69球を投げて無安打2三振、4四球で無失点。最速は93.8マイル(約151キロ)だった。5回からはベン・ブラウン投手がマウンドにあがった。

 今永は2023年オフにポスティングシステムを利用してDeNAからメジャーに移籍。1年目の昨季は29試合に登板し、リーグ3位の15勝(3敗)、防御率2.91をマーク。オールスターにも選ばれ、新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票でも5位に入るなど、大活躍を見せた。

 日本人投手が日本開催の開幕戦先発マウンドに上がるのは、2008年の松坂大輔投手(当時レッドソックス)以来。ドジャース・山本由伸投手との投げ合いが実現し、メジャー史上初の開幕戦日本人先発対決となった。前日会見では「歴史的な試合になると思います。その場に立てることが光栄。自信を持ってマウンドに立ちたい」と話していた。(Full-Count編集部)