「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)男子シングルス1回戦で、ワイルドカードで出場の添田豪(GODAI)とアドリアン・マナリノ(フランス)が対戦。添田は、5-7、6-7(3)で敗れ、初勝利を逃した。試合…

「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)男子シングルス1回戦で、ワイルドカードで出場の添田豪(GODAI)とアドリアン・マナリノ(フランス)が対戦。添田は、5-7、6-7(3)で敗れ、初勝利を逃した。試合時間は1時間44分。

両者の過去の対戦成績は、試合前までで添田の1勝0敗。添田のこれまでの「楽天ジャパンオープン」の戦績は0勝11敗で、初勝利を目指す試合となった。

大会のオープニングマッチとなったこの試合。添田のサービスから始まった第1ゲームだが、攻めの姿勢を見せるも緊張もあるのかミスが続きラブゲームでブレイクを許してしまう。その後は第3ゲームまでお互いブレイクが続く激しい展開に。それ以降はキープが続き、4-5でマナリノのサービングフォーザセットを迎え追い詰められるが、積極的な攻めを続けた添田がブレイクに成功し、遂に追いつく。しかし第11ゲームで3度目のリードを許し、5-7で添田は第1セットを落とした。

続く第2セットも、第1ゲームで添田はブレイクを許し、再び追いかける展開に。しかし、序盤見られたプレーの堅さはすっかりほぐれ、第4ゲームで添田がブレイクバックに成功。イーブンのまま迎えた第10ゲーム、ブレイクすれば添田のセットとなる場面でセットポイントを2度握るもこのチャンスを生かせず、最終的にタイブレークへ。しかし添田はダブルフォルトや細かいミスが再度現れてしまい、6-7(3)で敗れた。

どちらが勝利してもおかしくない試合で、添田は積極的にネットに出たりと終始攻めの姿勢を崩さずポジティブなプレーだったが、マナリノのコンパクトなプレーにポイントを取りきれず、初勝利は来年に持ち越しとなった。

マナリノは2回戦で、第7シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)とイリ・ベセリ(チェコ)の勝者と対戦する。(テニスデイリー編集部)※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦で敗れた添田豪