「カブス-ドジャース」(18日、東京ドーム) ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手が試合前会見に登場。6番・左翼で先発出場するが「昨晩、聞きました」と明かした。さらにサッカー日本代表のユニホームを着ており「サッカー代表チームのトライアウト…
「カブス-ドジャース」(18日、東京ドーム)
ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手が試合前会見に登場。6番・左翼で先発出場するが「昨晩、聞きました」と明かした。さらにサッカー日本代表のユニホームを着ており「サッカー代表チームのトライアウトを受けて、見事に受かりました。冗談です」と言って報道陣を爆笑させた。
なぜサッカー日本代表のユニホームを着ていたのか?キケは「アディダスと契約して、担当者が(ロッテの)沢村投手と知り合いだったことで、贈り物をもらった。その中に入っていた」と明かした。背番号は8だった。
試合前練習にもサムライブルーのユニホームを着たままフリー打撃やノックを受けるなど、全員が球団ウェアを着ていた中でひときわ目立つ存在に。スタンドは満員となっており、本人は笑みを浮かべながらグラウンドの雰囲気を楽しんでいた。
キャンプ直前にドジャースと再契約を結んだキケ。「日本で開幕することが決まった時に、今永と対戦すると思っていた」と準備を進めてきた。2018年に東京ドームでプレー経験があり「楽しい雰囲気になると思うので、個人的には楽しみにしています」と力を込める。
日本の印象を問われると「素晴らしい雰囲気。ピッチングの時は静かで、バッティングはパーティーの雰囲気。個人的に好きなパーティー」とプレシーズンゲーム2試合を振り返った。オフには家族でディズニーランドに出かけるなど、時間を見つめて積極的に外出しているキケ。渋谷でイベントに参加した際にはファンに囲まれる場面もあったが、それだけ日本での人気が高まっていることを証明した瞬間だった。