選抜高校野球大会は18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕試合があり、二松学舎大付(東京)が柳ケ浦(大分)に3―2で勝利し、準優勝した1982年大会以来、43年ぶりに初戦を突破した。 六回に勝ち越しの適時二塁打を放った二松学舎大…

【柳ケ浦-二松学舎大付】六回裏二松学舎大付2死二塁、入山が適時二塁打を放つ=阪神甲子園球場で2025年3月18日、渡部直樹撮影

 選抜高校野球大会は18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕試合があり、二松学舎大付(東京)が柳ケ浦(大分)に3―2で勝利し、準優勝した1982年大会以来、43年ぶりに初戦を突破した。

 六回に勝ち越しの適時二塁打を放った二松学舎大付の入山唯斗選手(3年)の試合後の主な談話は次の通り。

二松学舎大付・入山唯斗選手

(43年ぶりの勝利に)まずは勝つことを目標にやってきた。(OBの鈴木誠也さんが所属する米大リーグ・カブスの開幕戦が18日夜に開催)ホテルに帰ってじっくり、ゆっくりと(チームの)皆と見ます。自分たちの試合の方が先だったので、とにかく1勝して、後はホテルに帰って気持ち良く試合を見ようと話しました。

 (鈴木誠也選手の印象は)自分はお会いしたことはないんですけど、市原勝人監督は、たまに誠也さんがどんな選手だったのかを教えてくれます。気持ちが前に出ていくというか、一直線になるところで、自分と似ている所があると言われているので、参考にさせてもらっています。

 (まずは)自分たちが頑張ったので、今度は誠也さんが頑張ってほしいなと思います。

 (六回に放った勝ち越しの適時打は)自分のミスで(五回に1点を)取られてしまったので、絶対に打ってやろうという気持ちでした。

 冬はしっかりと(バットを)振るということをやってきたので、それができたのかなと思います。

 目標はベスト8以上なので、次も勝ちたいです。その次はベスト4なので、一戦一戦頑張っていきたいです。