選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場で開幕した。柳ケ浦(大分)―二松学舎大付(東京)の開幕戦で、球速表示の不具合があった。場内アナウンスで「スピードガンが不具合を起こしています」と放送された。 午前10時半開始予定の第1試合は、…

【柳ケ浦-二松学舎大付】スピードガンの表示が出ないスコアボード=阪神甲子園球場で2025年3月18日、滝川大貴撮影

 選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場で開幕した。柳ケ浦(大分)―二松学舎大付(東京)の開幕戦で、球速表示の不具合があった。場内アナウンスで「スピードガンが不具合を起こしています」と放送された。

 午前10時半開始予定の第1試合は、10時38分に始まった。一回表の柳ケ浦の攻撃で二松学舎大付の先発、河内紬(つなで)投手が9球を投じたものの、電光掲示板に球速は表示されなかった。

 四回裏の二松学舎大付の攻撃から球速が表示されるようになり、場内でも「スピードガンの機器は先ほど復旧しました」との放送が流れた。

 第3試合には、昨秋の関東大会で158キロを計測した石垣元気投手を擁する健大高崎(群馬)が登場する。【黒詰拓也】