NAR地方競馬全国協会は、3月31日付けで騎手を引退する内田利雄騎手(浦和・藤原智行厩舎)を4月1日付けで、地方競馬全国協会 参与(マイスター職)を委嘱すると発表した。【浦和競馬】ミスターピンク・内田利雄騎手が引退…通算3611勝後進の育…
NAR地方競馬全国協会は、3月31日付けで騎手を引退する内田利雄騎手(浦和・藤原智行厩舎)を4月1日付けで、地方競馬全国協会 参与(マイスター職)を委嘱すると発表した。
【浦和競馬】ミスターピンク・内田利雄騎手が引退…通算3611勝
後進の育成にあたる
内田騎手は1978年10月に宇都宮競馬場でデビュー。これまでに地方通算2万5998戦3611勝(うち重賞80勝)の成績(令和7年3月10日現在)を誇る地方競馬を代表する名手の一人で、宇都宮競馬場廃止後は期間限定騎乗制度を利用し、全国各地の地方競馬場で騎乗。今では一般的となった期間限定騎乗の先駆者でもある。また、騎手服のデザイン(桃・白星散・桃袖)にちなんで、「Mr.PINK(ミスターピンク)」の愛称でも親しまれてきた。
内田騎手がこれまで培ってきた経験、騎乗技術を後進の育成のために活かしてほしいとの思いから、今回の委嘱に至ったとのこと。内田騎手は、ジョッキーの養成を行っている地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)で騎手候補生の育成指導などにあたる予定。