<大相撲三月場所>◇九日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】実際の立ち合いの様子 立ち合いについて審判の親方が「手をつけ!」と“激怒”し、土俵に緊迫した空気が流れる一幕があった。力士は「は、はい」と恐縮すると、二人そろって大きな背中…
<大相撲三月場所>◇九日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ
立ち合いについて審判の親方が「手をつけ!」と“激怒”し、土俵に緊迫した空気が流れる一幕があった。力士は「は、はい」と恐縮すると、二人そろって大きな背中が“しょんぼり”小さく見える一幕も…視聴者も「おこ」「まだまだ!」とざわついた。
三段目十八枚目・佐田ノ輝(境川)と三段目二十枚目・魁新丸(浅香山)の一番。最初の立ち合いでは魁新丸がつっかけてしまい、佐田ノ輝は立ち上がれず。行司に「まだまだ」と制止されて不成立になった。続く立ち合いでは、今度は佐田ノ輝が先に立ち、魁新丸も受けて立ったため、立ち合い成立と判断した行司は「はっけよい、のこった、のこった」と掛け声をかけた。
しかし次の瞬間、しっかりと手をつけていなかったため、正面で審判を務めた元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方は珍しく右手を挙げながら「まだまだまだ!まだまだ!」と大声で制止。取組が中断となり立ち尽くす力士に対し「手をつけよ!手をつけ!」と“厳重注意”すると、力士は「すみません」「は、はい」と恐縮していた。
土俵上に緊迫した空気が流れた場面。ABEMAの視聴者も「あらー」「おこ」「まだまだ!」「ついてない」とざわついた。その後の立ち合いは成立し、素早く攻めた佐田ノ輝が肩透かしを決めて勝利した。佐田ノ輝は3勝目を挙げ、敗れた魁新丸は3敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)