<大相撲三月場所>◇九日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】まさかのアクシデントに館内騒然 三段目の取組で、138キロの巨漢力士が勢い余って“ニードロップ”のようにのしかかってしまう予期せぬアクシデントがあった。衝撃的な結末に館内悲…

<大相撲三月場所>◇九日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】まさかのアクシデントに館内騒然

 三段目の取組で、138キロの巨漢力士が勢い余って“ニードロップ”のようにのしかかってしまう予期せぬアクシデントがあった。衝撃的な結末に館内悲鳴とざわめきで騒然。「ダメ押しの二―プレス」「膝落とすなw」とファンからも驚きの声が上がった。

 三段目三十三枚目・朝玉勢(高砂)が三段目二十九枚目・千代栄(九重)を突き落としで下し全勝対決を制した一番。立ち合い頭を下げて真っ直ぐに当たった朝玉勢。突き押しの攻防を繰り広げると、千代栄が果敢に攻め、朝玉勢ははたかれてバランスを崩しそうになる場面も。なんとか持ち堪えた朝玉勢は土俵際、粘って逆転の突き落としを決めて勝利した。

 決着の際、千代栄は滑るように前のめりにバタリ。勝った朝玉勢は“支え”を失い、勢い余って前傾気味にバランスを崩し、千代栄の背中に138.1キロの巨体で膝から覆い被さった。この予期せぬアクシデントに客席からは悲鳴のような声も上がり、大きなどよめきが沸き起こった。勝った朝玉勢は全勝対決を制し、5勝目を挙げた。敗れた千代栄は1敗目を喫した。

 勝った力士が膝から覆いかぶさるという衝撃の結末に、ABEMAの視聴者も「スリップ事故」「ダメ押しの二―プレス」「膝落とすなw」「プレスあかん」と騒然となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)