パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が16日に行われ、3-1で勝利したリーグ・アン第26節のマルセイユ戦…

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が16日に行われ、3-1で勝利したリーグ・アン第26節のマルセイユ戦を振り返った。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を1-0で勝利し、PK戦の末にベスト8進出を決めたPSG。

今季2度目となった伝統の“ル・クラスィク”に臨んだPSGは、17分にGKドンナルンマのロングキックをクワラツヘリアが頭で繋ぐと、これを受けたファビアン・ルイスのスルーパスでDFの裏に抜け出したデンベレがネットを揺らし、先制する。

さらに42分には、中盤右サイドでボールを受けたハキミのミドルパスでDFの裏に抜け出したファビアン・ルイスがボックス右から侵入。最後は折り返しをメンデスがすべり込みながら合わせると、GKルジが反応するも弾ききれず、ボールはゴールに吸い込まれた。

2点リードで後半を迎えたPSGは、51分にメンデスの不用意なバックパスをラビオに奪われると、最後はグイリにゴールネットを揺らされ、1点を返される。

すぐに反撃に出るPSGは、60分にデンベレが右ポスト直撃のシュートを放つと、76分にリードを広げる。ベラウドのロングフィードで右サイドを駆け上がったハキミがクロスを供給すると、これがDFリロラのオウンゴールを誘発し、3-1で勝利。4シーズン連続のシーズンダブルを達成した。

試合後会見に臨んだルイス・エンリケ監督は、献身的なプレーで勝利を収めた選手たちを称えるとともに、今シーズンの目標を改めて語った。

「我々にとって、特別な1週間だった。クラスィクは常に両チームの選手のモチベーションを高める。マルセイユからゴールを奪うのは難しいし、PSGからだとなおさらだ。それぞれの監督が自分のカードをうまく使おうとした。リバプール戦のような大一番の後、我々は気を緩めずにクラスィクに臨むことができた。選手たちの頑張りとサポーターの声援にとても満足している」

「我々の目標はリーグ1を制覇することであり、すべてのトロフィーを獲得することだ。それが私たちの望みだ。私たちは大きな挑戦が待ち受けていることを自覚しているし、それを達成するために日々努力している」