リバプールのアルネ・スロット監督が16日にウェンブリーで行われ、1-2で敗れたカラバオカップ(EFLカップ)決勝ニューカッスル戦を振り返った。 5日前のチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに敗れて敗退となったリバプール。今季一つ目のタ…

リバプールのアルネ・スロット監督が16日にウェンブリーで行われ、1-2で敗れたカラバオカップ(EFLカップ)決勝ニューカッスル戦を振り返った。

5日前のチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに敗れて敗退となったリバプール。今季一つ目のタイトル獲得を目指したが、ハーフタイム間際の45分にCKから失点。

そして後半序盤の53分に2失点目を喫して苦しい展開に。試合終了間際の追加タイムにFWフェデリコ・キエーザが一矢報いたが、1-2で敗れてタイトル獲得を逸した。

ターンオーバーをほぼしないスロット監督はPSG戦の疲労を記者から聞かれ、真っ向から否定した。

「今日の試合では走ることとは何の関係もない。その点での激しさはなかったからね。相手にプレッシャーをかけられず、肉体的に疲れていたかどうかさえ判断できない。プレスをかけられたら疲れているかどうか判断できるが、ニューカッスルは我々のプレッシャーを無視してプレーしてきた。プレスをかける余地がなかったんだ。相手はゴールキックやFKを獲得すると、毎回我々の最終ラインにボールを放り込んできた。それが多くのセットプレーに繋がった。試合はゆっくりで緊張感もなかった。だから我々が肉体的に準備ができていたかは判断できない。メンタルの方も分かり辛い。結果とパフォーマンスを見れば何か影響を感じるかもしれないが、私は試合がどのように進んだかを分析するのを好む。この試合は正に彼らが望んだ通りに進んだ」

そして1週間で2タイトルを失ったことについては以下のように述べた。

「残念な結果、残念なパフォーマンス。PSG戦の後に感じたこととは全く違う。2連敗は今季初めてだと思うが、シーズン終盤になればあり得ることだ。PSGとニューカッスルはそれぞれ独自のスタイルを持つ非常に優れたチーム。セント・ジェームズ・パークでも彼らに勝つのがいかに難しいか、それはわかっていたこと。厳しい1週間だったが、プレミアリーグでは12ポイントにリードを広げることができた。全てがネガティブだったわけではない。しかし、この2試合は我々が望んでいたものではなかった」