【ブンデスリーガ】マインツ 2-2 フライブルク(日本時間3月15日/メーヴァ・アレーナ)【映像】仰天! 佐野海舟の「後方転倒パスカット」 マインツのMF佐野海舟が異次元のプレーを見せた。敵陣で相手のパスを難しい体勢でカットすると、これが味…
【ブンデスリーガ】マインツ 2-2 フライブルク(日本時間3月15日/メーヴァ・アレーナ)
マインツのMF佐野海舟が異次元のプレーを見せた。敵陣で相手のパスを難しい体勢でカットすると、これが味方へと繋がりショートカウンターが発動。無理が効く圧巻の守備から攻撃の起点となった。
佐野が所属するマインツは、日本時間3月15日に上位争いを演じるフライブルクと対戦。アウェーチームには日本代表MF堂安律が所属していることから日本人対決として注目を集めたこの試合で、ブンデスリーガで大きく評価を高める日本人ボランチが躍動した。
1ー1で迎えた65分、最終ラインまで下がってボールを引き出したフライブルクのMFパトリック・オスターハーゲに対して、マインツのFWヨナタン・ブルカルトがプレッシャーをかける。前線からの守備によってオスターハーゲのプレーの選択肢が限定されると、ここで佐野の“回収力”が発揮された。
オスターハーゲがFWルーカス・ヘーラーに縦パスを出そうとしたタイミングで、直前まで別の選手のマークについていた佐野は、読みを効かせてパスコースにポジションを取り直してインターセプトに成功。後ろに倒れながらの難しい体勢だったが、カットしたボールを味方に繋げた。このパスカットが起点となり、マインツはショートカウンターから相手ゴールに迫った。
この好プレーにABEMAのコメント欄では、「ここでも佐野回収」「またまた回収」「あの体勢でも回収」「佐野素晴らしいな」「半端ないって」「読みがすごい」など称賛の声で溢れた。
フル出場した佐野は試合後、ABEMAの独占インタビューに登場し、解説を務めた安田理大氏からいくつかの質問が投げられた。「(43分に味方がレッドカードで退場した)10人になってからは中盤のところで役割が変わり、前線からひたすら走り続けようと思っていました」とコメント。65分の場面が代表するように、数的不利の状況でも前から行く意識を持っていたことを明かした。
ただ、二度にわたってリードしたものの79分に堂安に見事なアシストを決められ試合は2ー2のドローに終わっており、佐野は「正直、勝たないといけなかった。負けなかったのはプラスだが、ここで勝たないと上の順位に行くのは厳しいかなと思います」と向上心の高さを見せた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)