【リーグアン】ブレスト 0-0 スタッド・ランス(日本時間3月17日/スタッド・フランシス・ルブレ)【映像】イナズマ突破→悪質スライディング受けて転倒悶絶 大事な日本代表戦を前に、ファンたちから悲鳴が上がった。スタッド・ランスの日本代表F…

 【リーグアン】ブレスト 0-0 スタッド・ランス(日本時間3月17日/スタッド・フランシス・ルブレ)

【映像】イナズマ突破→悪質スライディング受けて転倒悶絶

 大事な日本代表戦を前に、ファンたちから悲鳴が上がった。スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也が、後方からのスライディングを受けた。このボールではなく、止めるための体ごと刈り取るスライディングを受けて、伊東は膝を抱えてうずくまるなど心配なシーンとなった。

 リーグアン第26節でスタッド・ランスは、ブレストと対戦。伊東は、リーグ戦では初となるベンチスタートだった。するとゴールレスで迎えた64分にMFママドゥ・ディアホンとの交代でピッチに登場。迎えた後半アディショナルタイムに問題のシーンを迎える。

 自陣ボックス右で相手のパスミスを拾った伊東は、ドリブルで持ち上がる際にスリップしてしまう。しかしすぐに体を起こして、寄せて来たMFピエール・レース=メルを一気に抜き去ると、そのままドリブルを開始。少し長めにボールを蹴り出してから一気に加速したところで、横から詰めてきたDFマサディオ・アイダラのスライディングを受けて転倒した。

 このプレーに対して主審は問答無用でレッドカードを提示。日本代表DF関根大輝ら、スタッド・ランスの選手たちがアイダラに詰め寄るなど異様な雰囲気となった。

 実況の小松正英氏は「完全にボールに届かない、ボールへのチャレンジどころか伊東を止めるためのタックルでしかありませんでした」とこの状況を説明。解説の中山淳氏も「あぁ危ない」と指摘するほど。

 リプレイ映像で確認すると、明らかにボールに届かないタイミングでのスライディングであることが発覚。伊東の膝付近に、アイダラの足が激突しており、伊東はそのままピッチを転がり、最後は膝を抱えてうずくまった。

 このプレーに対してSNSのファンたちは「純也くんが壊れちゃう…」「伊東に何してんの?」「代表前に怪我させないで」「これは擁護できないタックル」「ってか伊東大丈夫そ?」「これで離脱とかなったらかなり痛いんだが」「まじでふざけんなよ!危ねぇよ」「これは酷すぎる」アイダラへの怒りが爆発していた。

 なお伊東はその後起き上がり試合終了までプレーを続けている。日本代表は3月20日にバーレーン代表、同25日にサウジアラビア代表とホームで対戦。W杯出場がかかる大一番だけに、‘伊東が万全の状態で試合に臨めるか心配される。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)