ボールの暴挙に井上が興味深い反応を示した。(C)Getty Images、(C)Takamoto TOKUHARA/Co…

ボールの暴挙に井上が興味深い反応を示した。(C)Getty Images、(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
大一番の実現に向けた期待が高まるやりとりだった。
3月16日、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が自身のXを更新。WBAフェザー級王者のニック・ボール(英国)と英語でメッセージを交わした。
【動画】明らかな故意行為の蹴り ドヘニーに見舞ったボールの蛮行
両雄が言葉を交わすきっかけは、現地時間3月15日に英リバプールでボールが行った元IBFスーパーバンタム級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)との防衛戦にあった。
この試合でボールは初回終了のゴングが鳴った直後、ヘッドロックしたまま離さなかったドヘニーに苛立ちが爆発。背後から足を蹴りつけ、場内が一時騒然となった。しかし、試合は両者に注意が与えられる形で続行。結局、王者が10回に猛ラッシュを展開し、同回終了時に挑戦者陣営が棄権して防衛となった。
相手を蹴りつける暴挙を目の当たりにした井上は、自身のXに日本語で「ボール君面白いやつだ。とりあえず蹴っちゃダメだよ!!」と指摘。これに他でもないボールが呼応。「フェザー級にやれる(Kick it)準備ができたら俺に連絡をくれ」と皮肉交じりに返答した。
これで黙っていないのが、“モンスター”だ。すぐさま英語で「自分は拳2つで十分だ」と返答。さらに「(対戦を)実現させよう。その時に答えがわかる」としたボールに対しても「その日が来るまで、お互いの価値を高めていこう」とレスポンス。しっかりと刺激を与えあった。
ボールも昨年中から井上戦を熱望。「どんな相手にも好戦的だし、常にノックアウトを狙っているから見ていてワクワクする」と声高に公言してきた。一方の井上陣営も今年末に計画するフェザー級転向初戦の対戦相手最有力候補として28歳のイギリス人戦士をリストアップ。数々のビッグマッチを手がけるサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アル・シェイク長官も「お気に入り」とされるカードでもあり、水面下で両陣営の話し合いは進んでいるとみられている。
果たして、井上とボールの打ち合い必至のマッチアップは実現するか。まずは5月4日にラスベガスで行われる“モンスター”の次戦に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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