アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が16日にホームで行われ、0-2で敗れたセリエA第29節インテル戦を振り返った。 3ポイント差の首位インテルとの上位決戦。前半は拮抗した展開の中ゴールレスで終えると、後半序盤の54分に中断明けのC…
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が16日にホームで行われ、0-2で敗れたセリエA第29節インテル戦を振り返った。
3ポイント差の首位インテルとの上位決戦。前半は拮抗した展開の中ゴールレスで終えると、後半序盤の54分に中断明けのCKから失点。
そして終盤の81分、MFエデルソンがダビデ・マッサ主審への抗議で立て続けにイエローカードを受けて退場となった。10人となったアタランタはFWラウタロ・マルティネスにダメ押し弾を浴びて0-2で敗れた。
ガスペリーニ監督はエデルソンを退場させた主審に憤慨している。
「レッドカードで試合が台無しになった。チームだけでなく対戦相手や観戦している全ての人にとって残念だった。あそこまでする必要はなかったし、まだ試合は20分以上残っていたから興味深い展開になっていたはずだ。審判はエデルソンに対してやり過ぎた。もちろん、エデルソンも皮肉を込めて拍手を送ったのは間違いだったが、審判がこの試合を台無しにした。拍手よりもずっとひどいプレーや言葉がある。審判の中には見過ごしてくれる人も居る。1位と3位の試合が退場によって台無しになったのは残念だ。両チーム、サッカーファン全員に不利益をもたらした」
一方で観客に体調不良者が出て後半早々に試合が約6分中断され、再開直後のCKで失点したことには集中力の欠如を自責した。
「我々にとっては不運だった。ファンが無事であることを願うが、我々はもっと集中すべきだった。試合が均衡している時、一瞬の差が勝敗を分けることがある。明らかにこのような瞬間でインテルが我々より優れている。試合のバランスを変えることができる。とは言ってもまだまだプレーする時間があったのにレッドカードで台無しにされたのは不条理だ」
苦手インテル相手に8連敗となったアタランタは残り9試合で6ポイント差を付けられた。