【ラグビー】フランス代表35-16スコットランド代表(3月15日・日本時間16日/スタッド・ド・フランス)【映像】大ピンチから一転、激走トライ 一瞬の隙を逃さない反撃が、地元ファンの気持ちを大きく揺さぶった。フランスは16-13と3点リード…

ルイ・ビエル=ビアレ

【ラグビー】フランス代表35-16スコットランド代表(3月15日・日本時間16日/スタッド・ド・フランス)

【映像】大ピンチから一転、激走トライ

 一瞬の隙を逃さない反撃が、地元ファンの気持ちを大きく揺さぶった。フランスは16-13と3点リードの43分、スコットランドに自陣深くまで攻め込まれたが、こぼれたボールに素早く反応、ターンオーバーするとそこから大歓声を背に激走トライを決めた。

 後半開始早々の43分、フランスの蹴り出したタッチキックをスコットランドは、自陣10メートルライン付近から、クイックスローを入れてカウンター開始。FW、BKともになかなか突破ができなかったものの、フェイズ6で大きくゲイン。敵陣22メートルライン付近でのラストパスが通れば、逆転トライが見えるところまで攻め込んだ。

フランスのカウンター

 ところがここで、SOフィン・ラッセルのクロスパスがうまく届かず、グラウンドに跳ねると、瞬時に反応のしたのがフランスSOロマン・ヌタマック。目の前にはスコットランドの選手が誰もいない中、激走すると、最後はサポートに来た若きエースWTBルイ・ビエル=ビアレにラストパス。トライエリアの左中間から中央に回り込んでゆっくりとトライを決めた。

 フランスファンからすれば、前半終了間際にも逆転トライを決められかけたものの、スコットランドのFBブレア・キングホーンがわずかにタッチラインを出ており、トライ取り消しという肝を冷やすシーンがあった。後半開始早々もヒヤヒヤのシーンがあった中、そこからのトライに、声援のボルテージもさらに上がっていた。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)