セリエA第29節、アタランタvsインテルが16日に行われ、0-2でインテルが勝利した。 前節ユベントス戦を敵地ながら4発…
セリエA第29節、アタランタvsインテルが16日に行われ、0-2でインテルが勝利した。
前節ユベントス戦を敵地ながら4発粉砕の圧勝劇を演じた3位アタランタ(勝ち点58)は、ユベントス戦のスタメンからクアドラードに代えてパシャリッチのみを変更した。
一方、前節モンツァに逆転勝利として首位をキープしたインテル(勝ち点61)は、5日前のチャンピオンズリーグではフェイエノールトに連勝としてベスト8進出を決めた。そのフェイエノールト戦のスタメンから3選手を変更。ラウタロ・マルティネス、バレッラ、バストーニの主軸がスタメンに戻った。
立ち上がりから圧力をかけたインテルは7分に決定機。ラウタロとのパス交換から独走したテュラムがボックス中央へ。GKと一対一となってシュートを放つも右ポストに嫌われた。
その後もインテルがボールを持って流れを掴んでいたが、18分にアタランタに好機。デ・ローンのアーリークロスにパシャリッチが頭で合わせたシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの好守に阻まれた。
ここからアタランタが盛り返してボールを持てるようになり、左サイドにポジションを取るルックマンを起点に仕掛けたが、好機を作るには至らずゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、開始3分にスタンドに負傷者が出た影響で約6分の中断があった中、再開明けの54分にインテルが先制する。チャルハノールの右CKをカルロス・アウグストがヘッドで叩き込んだ。
追う展開となったアタランタがデ・ケテラエルを投入したのに対し、インテルは右ハムストリングを痛めたダンフリースがプレー続行不可能となりビセックが投入された。
そんな中71分、ラウタロがネットを揺らしたが、自身のディムスティへのファウルを取られてノーゴールに。
助かったアタランタはマルディーニとサマルジッチを投入して反撃を狙うも、81分に退場者。エデルソンがマッサ主審への抗議で立て続けにイエローカードを受けて退場となった。
自滅したアタランタに対し、インテルは87分にトドメの追加点。バレッラのパスをボックス右で引き出したラウタロがシュートを決めきった。
11分の追加タイムではバストーニが2枚目のイエローカードを受けて退場したインテルだったが、お得意様アタランタに8連勝として首位を堅守、2位ナポリとの勝ち点差を3に広げている。
アタランタ 0-2 インテル
【インテル】
カルロス・アウグスト(後9)
ラウタロ・マルティネス(後42)