◆大相撲 ▽春場所8日目(15日、エディオンアリーナ大阪) 新十両の西14枚目・草野(伊勢ケ浜)が東十両10枚目・大青山(荒汐)を寄り切り、初日から8連勝を飾った。立ち合いで左をのぞかせ、右上手を取り、体格で勝る相手を寄り切ったが「いい相撲…
◆大相撲 ▽春場所8日目(15日、エディオンアリーナ大阪)
新十両の西14枚目・草野(伊勢ケ浜)が東十両10枚目・大青山(荒汐)を寄り切り、初日から8連勝を飾った。立ち合いで左をのぞかせ、右上手を取り、体格で勝る相手を寄り切ったが「いい相撲ではなかった。7番勝てたので思い切り前に出ようと思ったけど、左四つみたいな形になってしまった」と、内容には反省を浮かべた。
西の花道には先場所で引退した部屋付きの照ノ富士親方(元横綱)が警備に入っていた。「初めて(の状況)だったので少し緊張したけど、気合が入った」という。新十両で一気の勝ち越しを決め「一安心です。(番付が十両で)一番下なので」と安ど感もにじんだ。
1場所15日制となった1949年夏場所以降で新十両の連勝記録は成山、翔天狼、大の里、尊富士の9だ。あと1勝と迫った23歳は「(全勝は)自分は気にしてないので。あと7番、毎日一番という感じです」と平常心を強調した。