◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 第19節第2日 サントリー 3(25―22、25―15、25―20)0 (16日、東京体育館) リーグ3位のサントリーは敵地で同5位の東京GBと対戦し、セットカウント3―0で下し、8連勝を飾った。今…
◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 第19節第2日 サントリー 3(25―22、25―15、25―20)0 (16日、東京体育館)
リーグ3位のサントリーは敵地で同5位の東京GBと対戦し、セットカウント3―0で下し、8連勝を飾った。今季28勝目(8敗)で3位をキープ。東京GBは3連敗となり、18敗目(20勝)を喫したが、同日の試合で7位の広島Tが名古屋に敗戦したことで、上位6チームによるチャンピオンシップ(CS)進出を確定させた。
第1セット(S)序盤はホームの東京GBが流れを築いた。主軸の柳田将洋の鮮やかなバックアタックが決まるなど、持ち味の攻撃力を発揮。だが、CS準決勝から臨める2位入りへ負けられないサントリーは、14―19からデアルマス・アラインのレフトからのスパイクで反撃を開始すると一時5点差を追いついた。23―22ではリリーフサーバーの甲斐孝太郎のサービスエースでセットポイントを握り、このセットを先取した。
第2Sは序盤に高橋藍のバックアタックが決まると、勢いを加速させた。18―13から藍がレフトからブロックの上をクロスに決めると、そこからサントリーは4連続得点。10点差で連取した。第3Sも藍のライトからのスパイクで流れを作り、デアルマスの痛烈なサービスエースも火を噴いた。中盤には長いラリーで藍が飛びついて相手のスパイクを拾い上げると、最後はデアルマスが決めきった。終盤にも藍が鮮やかなバックアタックを突き刺し、粘る東京GBを振り切った。試合終盤までチケット完売の6996人の敵地の大観衆を沸かせた。
サントリーはレギュラーシーズン(RS)で、ともに30勝に到達した首位の大阪B、2位の名古屋に次ぐ3位。RSは残り8試合となり、上位2チーム入りへ負けられない試合が続く。次節はホームの大阪・おおきにアリーナ舞洲に戻り、リーグ9位のVC長野を迎え撃つ。