すでに開幕ローテ入りが決まっている右腕…「自分を持ってシーズンに」 ソフトバンクの上沢直之投手が16日、日本ハム戦とのオープン戦(みずほPayPayドーム)で先発登板した。5回を投げて9安打を浴び、5失点で降板。「自分の良いところも、悪いと…

すでに開幕ローテ入りが決まっている右腕…「自分を持ってシーズンに」

 ソフトバンクの上沢直之投手が16日、日本ハム戦とのオープン戦(みずほPayPayドーム)で先発登板した。5回を投げて9安打を浴び、5失点で降板。「自分の良いところも、悪いところも出た投球でした」と振り返った。

 初回1死から矢澤宏太投手に右前打、続く松本剛外野手にも左前打と1死一、三塁のピンチを迎える。4番・吉田賢吾捕手の犠飛で先制点を許すと、2回は3連打から2死満塁を招く。矢澤に2点中前打を浴び、追加点を許した。3回にも3安打を集められ、9安打5失点を喫した。さらにバッテリーとしても、4盗塁を決められた。

 5回を投げ切ってマウンドを降り、岩井俊介投手に後を託した。上沢は「自分の良いところも、悪いところも出た投球でした。連打でつながれてランナーをためてしまうイニングが多く、そこは反省するところだと思います。今日の投球を次の登板に活かせるように、前に進んでいきたい」と話した。

 2022年オフにポスティングシステムを利用し、米大リーグに挑戦。昨オフに日本球界復帰を決断すると、ソフトバンクを移籍先に選択した。新天地での1年目では、すでに開幕ローテーション入りが内定している状況。果たして復帰1年目はどんなピッチングを見せるだろうか。(Full-Count編集部)