「オープン戦、広島-ロッテ」(16日、マツダスタジアム) 広島の森翔平投手(27)が、オープン戦3度目の登板で、6回7安打無失点の好投。自身初の開幕ローテ入りへ、また一歩前進した。 粘投で試合をつくった。初回はいきなり連打を浴び、無死一、…

 「オープン戦、広島-ロッテ」(16日、マツダスタジアム)

 広島の森翔平投手(27)が、オープン戦3度目の登板で、6回7安打無失点の好投。自身初の開幕ローテ入りへ、また一歩前進した。

 粘投で試合をつくった。初回はいきなり連打を浴び、無死一、二塁とされるも石川慎を遊ゴロ併殺打、ソトを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 二回以降も五回まで毎回走者を背負うも、あと一本を許さない。四回2死二、三塁では二塁けん制で二走・ポランコをアウトにするなど、要所を締めた。

 六回はこの日初めての三者凡退。これでオープン戦は13イニング連続無失点で、防御率は0・00をキープした。

 現状、開幕ローテは森下、大瀬良、床田が当確しており、残りの3枠を玉村、常広、佐藤柳、ドミンゲスらと争っている中、4年目の左腕がアピールを続けている。