◆ラ・リーガ ▽第28節 マジョルカ2―1エスパニョール(15日、ソン・モイシュ) マジョルカはホームで、2―1の逆転勝利を果たした。 先発出場したFW浅野拓磨は、序盤から積極的にエリアに近づいた。前半13分、サム・コスタのセンターパスに合…
◆ラ・リーガ ▽第28節 マジョルカ2―1エスパニョール(15日、ソン・モイシュ)
マジョルカはホームで、2―1の逆転勝利を果たした。
先発出場したFW浅野拓磨は、序盤から積極的にエリアに近づいた。前半13分、サム・コスタのセンターパスに合わせるも、球はポストを僅かに外れた。前半最後のチャンスになった同44分の浅野の左足シュートはバーを大きく越えた。
チームは後半8分、ムリキのオウンゴールで追う立場になった。しかし後半20分、浅野が左クロスから頭で合わせた球はGKの左手に当たるもネットの中へ。2試合ぶりとなる今季2点目で同点に追い付いた。
攻守に渡って活躍した浅野は後半39分の交代でバレリにバトンタッチ。チームはその後逆転勝利を収めた。浅野は試合後の公式TVへ笑顔で登場し、「ありがとう。今日の試合はとてもタフで難しかった。それでも最後の22分間のチームの働きは良かった。今日勝つことはとても重要だったから、僕はとても幸せに感じる。1失点してもチームは気を落とさず、難しい時間も乗り越えられたから勝てたのだと思う。ヘディングゴールは何度目かって?覚えていないほどだよ(笑)。ただ今日の試合でもゴールできたのはとても嬉しい」と、ゴールと勝利を喜んだ。
アラサテ監督も浅野に関する質問に、「何度も言うように、これまでの浅野は負傷とその後に100%復帰するまで時間がかかった。しかし今、彼は戻ってきてくれたし、ゴール以上にチームに貢献している。彼のゴールは僅かなスペースを突いて素晴らしいゴールを決め、同点にしてチームを奮起させた」と称賛。「我々は勝利に値する試合をした」と答えた。