<大相撲三月場所>◇七日目◇15日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】絶体絶命も…圧倒的体幹で残した瞬間に拍手喝采 18歳期待の“サラブレッド”力士が、土俵上でバランスを崩し絶体絶命か…と思われたが、鍛え上げられた体幹でなんとか残した。その上…

<大相撲三月場所>◇七日目◇15日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】絶体絶命も…圧倒的体幹で残した瞬間に拍手喝采

 18歳期待の“サラブレッド”力士が、土俵上でバランスを崩し絶体絶命か…と思われたが、鍛え上げられた体幹でなんとか残した。その上で、相手の攻撃を何発も受けつつも、耐えて逆転勝利。この光景を目の当たりにした視聴者は「よく残った」「強い」「あそこからよく勝った」と称賛の声を上げた。

 サラブレッド力士とは、三段目二十三枚目・碇潟(伊勢ノ海)。高校生初の三段目最下位格付出で先場所デビューした期待の新人で、父は元前頭・大碇の甲山親方、兄は十両十三枚目・若碇(伊勢ノ海)だ。

 若碇は七日目、三段目二十八枚目・鳩岡(木瀬)と取組を行った。低い体勢で構えた若碇は、鳩岡から上から押しつけられる形でバランスを崩し、万事休すかと思われたが、そこから立て直し、前に出る相撲で圧倒。若碇が押し出しで下す姿に館内は沸いた。碇潟は3勝目、鳩岡は2敗目を喫した。

 鍛え上げられた体幹、そして柔軟性のあるしなやかな体でバランスを崩しても持ち直し、そこから白星を掴み取った若碇。この姿に相撲ファンは「素晴らしい体幹」「強い」「やるな」「そこ持ち直すのすごいな」などの声を上げていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)