南野拓実の所属するモナコは15日、リーグ・アン第26節でアンジェと対戦し2-0で勝利した。 リーグ戦2試合負けなしの4位…

南野拓実の所属するモナコは15日、リーグ・アン第26節でアンジェと対戦し2-0で勝利した。

リーグ戦2試合負けなしの4位モナコ(勝ち点44)が、3試合未勝利の13位アンジェ(勝ち点27)のホームに乗り込んだ一戦。2戦連発の期待がかかるモナコの南野は[4-2-3-1]のトップ下で先発出場している。

立ち上がりから攻勢を続けるモナコは7分、アクリウシェのパスを敵陣で受けた南野がボックス左から侵入すると、そのまま左足を振り抜いたが、これは枠を外した。

さらに28分には、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったアル・ムスラティのパスを受けた南野が素早くラストパス。これをボックス右のビエレスがダイレクトで合わせたが、このシュートはGKファフォナがわずかに触り、ゴール左に外れた。

前半半ば以降も主導権を握ったモナコだったが、なかなかシュートまでボールを運ぶことができず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、モナコはアル・ムスラティとベン・セギルを下げてカマラとエンボロを投入する2枚替えを敢行。すると60分、敵陣でのボールを奪ったカイオ・エンヒキの縦パスをボックス手前のビエレスが落とすと、これを受けた南野がボックス左から侵入。左足でシュートを放ったが、これはゴール右に逸れた。

決定機を逃したモナコだったが、77分に今冬に加入した新エースFWが見事な決定力を発揮する。敵陣左サイドでパスを受けたカイオ・エンヒキが早いタイミングでクロスを供給すると、ボックス中央のビエレスが胸トラップから右足でシュートを流し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、モナコは87分にエンボロのパスをボックス左で受けたアクリウシェがトラップでボールを浮かすと、クールクールのハンドを誘いPKを獲得。このPKをアクリウシェがゴール右隅に沈めた。

結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。好調ビエレスとアクリウシュのPK弾で完勝のモナコが上位を追走している。

アンジェ 0-2 モナコ

【モナコ】

ミカ・ビエレス(後32)

マグネス・アクリウシェ(後42)【PK】