ラ・リーガ第28節、ビジャレアルvsレアル・マドリーが15日にエスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われ、アウェイのマドリー…

ラ・リーガ第28節、ビジャレアルvsレアル・マドリーが15日にエスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われ、アウェイのマドリーが1-2で逆転勝利した。

今節は翌日にアトレティコvsバルセロナが控えており、そのライバル2チームの潰し合いに期待しつつ、首位チームの結果次第で暫定での首位奪還となる2位のマドリーは、5位のビジャレアルとのアウェイゲームで連勝を目指した。

前節はラージョ・バジェカーノに苦戦を強いられながらも2-1の勝利。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグではPK戦までもつれ込んだ激闘を制し、ベスト8進出を決めた。その激闘から中2日の上位対決でアンチェロッティ監督は先発4人を変更。負傷のメンディに代えてフラン・ガルシアを起用したほか、リュディガー、モドリッチ、ヴィニシウスをベンチに置いてルーカス・バスケス、カマヴィンガ、ブラヒム・ディアスを起用した。

激戦のダービーの疲労を窺わせるマドリーに対して、コンディション面で勝るビジャレアルが攻勢を仕掛ける立ち上がりに。厚みのある攻撃のなかでアジョセ・ペレスのミドルシュートでGKクルトワにファインセーブを強いると、このプレーで得た左CKからゴールをこじ開けた。

7分、左CKの場面でキッカーのバエナが正確なクロスボールを入れると、ゴール前の混戦を制したフォイスが左足シュートを蹴り込んだ。

失点後もビジャレアルに畳みかける攻めを許したマドリーだったが、これを何とか凌ぐと頼れるエースストライカーが決定的な仕事を果たす。17分、右サイドで押し込んだ流れからムバッペとのパス交換でボックス右に抜け出したブラヒム・ディアスのシュートはGKコンデの好守に阻まれるが、このこぼれに詰めたムバッペが複数のゴールカバーの間を抜く右足シュートを突き刺し、今季の公式戦30点目となる同点ゴールとした。

この同点ゴールで勢いづくアウェイチームは23分、再び右サイドからの崩しでポケットを取ったバスケスからのマイナスの折り返しにボックス中央のムバッペが反応。ややマイナスに入りすぎたもののうまく足元に収めて右足シュートをゴール右隅に突き刺し、ドブレーテを達成した。

前半のうちに逆転に成功したマドリーは、ボールを動かしながらゲームをコントロール。以降は左のフラン・ガルシア、ロドリゴのコンビも存在感を示し、際どいシーンも作り出す。

これに対してビジャレアルもアグレッシブな守備から幾度となく鋭いカウンターを仕掛けると、サンティ、ペペ、アジョセ・ペレスと再びマドリーゴールを脅かすが、GKクルトワのビッグセーブなどに阻まれて追いつくことはできなかった。

マドリーの1点リードで迎えた後半、ビジャレアルはペペを下げてストライカータイプのバリーをハーフタイム明けに投入。立ち上がりの49分にはバエナの正確な右クロスに、そのバリーがダイビングヘッドで合わすが、これはわずかに枠を外れた。

以降は前半立ち上がり同様にビジャレアルが厚みのある攻撃でマドリーを苦しめると、アンチェロッティ監督は60分を過ぎて積極的に交代カードを切っていく。アセンシオとブラヒム・ディアス、ロドリゴを下げてリュディガー、ヴィニシウス、モドリッチをピッチに送り出す。

すると、攻め疲れのビジャレアルの運動量低下に加え、モドリッチのゲームコントロール、ヴィニシウスという強力なカウンターの矢によってマドリーが流れを変えた。そのなかでヴィニシウスを起点に再三のチャンスが生まれたが、最後のところで仕留め切れず。

最少得点差のまま迎えた後半最終盤は選手交代で勢いを取り戻したビジャレアルが猛攻を仕掛けたが、マドリーが最後まで集中した守備で撥ね返し続けて勝ち切った。

この結果、難敵相手のアウェイゲームでタフさを示したエル・ブランコが優勝争いにおいて重要な勝ち点3を手にした。

ビジャレアル 1-2 レアル・マドリー

【ビジャレアル】

フアン・フォイス(前7)

【レアル・マドリー】

キリアン・ムバッペ(前17、前23)