<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0日鉄堺>第19節第1日◇15日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2983人6位の日本製鉄堺ブレイザーズは、敵地で首位の大阪ブルテオンに敗れ、通算14勝21敗となった。ストレート負けだったが、3セットとも…

<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0日鉄堺>第19節第1日◇15日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2983人

6位の日本製鉄堺ブレイザーズは、敵地で首位の大阪ブルテオンに敗れ、通算14勝21敗となった。

ストレート負けだったが、3セットとも日鉄堺が優位に進めた時間もあった。特にデュースの末に36-38で落とした第2セットの死闘は、何度もセットポイントを迎えながら、サービスミスなどで流れを手放した。

北島武監督(42)は「こちらもサーブをしっかり打ち込んで、ちょっとミスも出たが、割り切って攻めるしかないと、やった結果なのでしょうがない。相手の勝負強さが最後は際立ったと思う」と、首位チームの底力を認めた。

主将の山口頌平(30)は「サーブで攻め込まれて終始追いかける側になり、攻め込まれたなという印象。負けじとサーブで攻めていこうとやったが、そこの質の差というか、こっちもいいサーブ打ってても、相手は何とか我慢してキープした。そういったところの差が出たと思う」と冷静に振り返った。

男子は上位6チームがプレーオフ(PO)となるチャンピオンシップに進出できる。残り9試合となった6位日鉄堺は、7位広島サンダーズ(14勝23敗)と6位争いを演じる。

山口は「6位に食い込めるか、7位以下で終わるかは大きく変わる。1つでも多く(勝つ)というところで、最後までやっていきたい」と決意する。広島との直接対決は、次々節の今月29、30日に控えている。