<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0日鉄堺>第19節第1日◇15日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2983人首位大阪ブルテオンが、6位日本製鉄堺ブレイザーズにストレート勝ちを収め、3試合ぶりの勝利を飾った。前節はサントリーサンバーズ大阪…

<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0日鉄堺>第19節第1日◇15日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2983人

首位大阪ブルテオンが、6位日本製鉄堺ブレイザーズにストレート勝ちを収め、3試合ぶりの勝利を飾った。

前節はサントリーサンバーズ大阪に、今季初めて2連敗を喫していた。通算30勝5敗。日鉄堺との直接対戦は今季5戦全勝。

この日、ストレート勝利とはいえ第2セットは、デュースの末に計43分間も費やした38-36の死闘。

最後はエース西田有志(25)が、渾身のサービスエースを決めて、この日一番のガッツポーズだ。

「ここは勝負しにいくしかないという場面。しっかり形になってよかった。(長いデュースにも)特にそこまで考えていなかっった。常に集中していた方が負けないと思う」

ミゲル・ロペス(27=キューバ)が、アタック決定率約76%でチーム最多の25得点と大活躍。西田が18得点、富田将馬(27)が9得点と続いた。

攻守に奮闘した富田は「あのデュースを取れたのは、とても大きい。緊張感はあったが、自分がやるべきことはできていた。(互いにフォローし)チームで勝ち取った2セット目だと思う」と胸を張った。

一時帰国中のティリ・ロラン監督(61=フランス)に代わり、代行指揮を執る伊藤健士コーチ(43)も「結果は3-0という勝利だったが、タフな試合になった。選手がよく耐えてくれた」と、一丸の勝利を強調した。

昨季のVリーグで2位になり、新たに始まったSVリーグの初代王者を目指す大阪Bは、6位以内が進めるプレーオフのチャンピオンシップ進出を既に決めており、まずは残り9試合で首位通過を狙う。