◆明治安田 J1リーグ▽第6節 横浜FC2―0C大阪(15日・ニッパツ) C大阪は2月22日の湘南戦(ヨドコウ)以降、5戦連続白星なしとなった。 完敗だった。今季4ゴールを挙げているMF北野颯太が「まず球際などで負けてしまうシーンが多かった…

◆明治安田 J1リーグ▽第6節 横浜FC2―0C大阪(15日・ニッパツ)

 C大阪は2月22日の湘南戦(ヨドコウ)以降、5戦連続白星なしとなった。

 完敗だった。今季4ゴールを挙げているMF北野颯太が「まず球際などで負けてしまうシーンが多かった。相手は本拠地ですし、そういうところから勢い持って試合を進められた」と指摘した通り、前半からセカンドボールを奪取されるなどのシーンが多く見られ、主導権を握られた。27分、FW桜川ソロモンに左サイドを突破されてクロスを上げられると、G大阪から加入したFW山田康太にダイレクトで右足を合わせられて先取点を献上。「攻撃的サッカー」を掲げるC大阪は真骨頂を見せたいところだったが、守備時は5バックを敷くなど多くの人数で守る相手に細かいパスや縦へのパスを駆使したが決定機を迎えることはできなかった。

 後半にも追加点を奪われて、0―2で敗れた。試合後、北野は「5バックをどう崩していかないといけないのかがこれからの課題。今はまだ分からないので、映像を見てチームで振り返りをするしかない」と、打開策に頭を悩ませた。1失点は8日の前節・名古屋戦(ヨドコウ)のみ。無失点試合は6試合でまだない。攻守がかみ合った勝利が欲しい状況には「チームしては失点を少なく、個人としてはもっとゴールを取らないと。そこは全員で厳しくやっていかなければいけない」と、前を向いた。