久保と三笘を中心に豪華なスカッドが揃った森保ジャパン。(C)Getty Images 独走状態でも抜かりはない。3月13日に発表された2026年北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選に挑む日本代表メンバー25人は、錚々たる顔ぶれとなっ…
久保と三笘を中心に豪華なスカッドが揃った森保ジャパン。(C)Getty Images
独走状態でも抜かりはない。3月13日に発表された2026年北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選に挑む日本代表メンバー25人は、錚々たる顔ぶれとなった。
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現在アジア最終予選のC組で2位のオーストラリア代表に勝点9差をつけて首位を行く日本は、あと1勝でW杯出場が決まるという状況だ。その“余裕さ”ゆえに、国内組を含めたニューカマーの選出も予想されたが、上田綺世と伊藤洋輝が復帰した以外に大きな変更はゼロ。いわばノーサプライズだった。
ただ、いまだ予選突破が決まっていないのも事実ではある。さらにメンバー発表の記者会見で、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが「3月と6月は公式戦で、FIFAランキングの係数が高いので、すべてのゲームが重要」と強調したように、森保ジャパンは、開催国3か国以外のFIFAランキング上位9か国が獲得するW杯本選でのポット1入りを目指す最中。編成に変化がなかったのは必然ではあった。
とはいえ、本大会を見据えた選手層の強化を図れる続行のシチュエーションではあるだけに、他国からは今回の選考に驚きの声も上がった。とりわけ“隣国”では羨望に近い意見が飛んだ。
韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、2位を大きく引き離しての1位に立つ日本の現況を「雰囲気はかなり良い。全世界でW杯出場を最速で決められる」と強調。その上で「メンバーの顔触れはもはや“脱アジア”。かなりクレイジーなスカッドだ」と絶賛した。
また、韓国メディア『Daum』は「無難にワールドカップ進出を成し遂げる」と指摘。欧州を舞台に活躍するタレントが居並んだメンバーについては「伝説的だ」と激賞した。
「幾人かの怪我人が出ているが、それでも日本は名簿に入った25人のうち21人がヨーロッパで活躍している。それほど今の彼らは図抜けた戦力を誇っている」
まさしく黄金期を迎えている日本代表。海外メディアから称賛されるラインナップで、いち早くワールドカップの切符を掴めるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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