<大相撲三月場所>◇六日目◇14日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】髪乱れてもイケメン…館内騒然の豪快決着 幕内で初のウクライナ出身力士対決が館内を沸かせた。最後は衝撃的な結末を迎えファン騒然、「容赦ないw」「髪乱れてもイケメ…

<大相撲三月場所>◇六日目◇14日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】髪乱れてもイケメン…館内騒然の豪快決着

 幕内で初のウクライナ出身力士対決が館内を沸かせた。最後は衝撃的な結末を迎えファン騒然、「容赦ないw」「髪乱れてもイケメン」と盛り上がった。

 前頭十三枚目・獅司(雷)と前頭十五枚目・安青錦(安治川)の一番。ともにウクライナ出身の獅司と安青錦は、幕内での対戦はこれが初めて。大相撲の歴史でも幕内で初のウクライナ対決が実現した。28歳の獅司は身長193センチ・体重166キロと大きな体の持ち主。対する安青錦は身長182センチ・体重136キロとやや小柄だが技術力のある20歳の新鋭だ。

 取組は立ち合い、手を出して低く当たった安青錦。巨体の獅司が受け止めるも、安青錦はまわしを引いて回り込む巧さを発揮。そのまま左上手を掴んだ安青錦は、足を駆使して攻め、最後は土俵際で強烈に突いて大きな獅司を吹き飛ばした。衝撃的な結末に館内は大いに沸き、拍手喝采となった。押し倒しで勝った安青錦は3勝目。敗れた獅司は2敗目を喫した。

 取組を受け、ABEMAで解説を務めた元前頭の佐田の富士は「(安青錦は)頭をつけて上体も全然上がらなかったですよね」と指摘。「獅司がどんどん起こそうとしていたんですけど、安青錦の上体が全然起きないので攻めづらかったと思います」と語った。

 安青錦が“先輩”を吹き飛ばしてウクライナ対決を制した一番に、ファンも「投げた!」「すげぇ」「容赦ないw」「技術すご」「うまさが光った」「さすが将来性抜群の超逸材」「髪乱れてもイケメン」と大盛り上がりとなっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)